仕事できない人を辞めさせるのってあり?残念な人への対処法

仕事できない人には、常識がない人、真面目すぎて面倒な人、プライドが高い人、自己中心的な人など様々なタイプがありますが、このような人たちにはどう対処すればいいのでしょうか?また、会社を辞めてもらうことはありなのでしょうか?

今回は、仕事ができない人のタイプ別にそれぞれ対処法をお伝えします。

職場に仕事できない人がいてストレスが溜まっている、イライラして仕方がないという方は、ぜひ本記事をご一読ください。

仕事ができない人にはどう対処すればいいのか

職場に仕事ができない人がいる場合はどう対応するのが正解なのでしょうか?仕事ができない人と一言でいっても、そのタイプはいくつかに別れているためタイプによって対応や対策を変える必要があります。まずは、周りのできない人がどういうタイプなのかを見極めてから、それに応じた対処をしましょう。

社会常識が欠けていて仕事ができないタイプ

社会人としては知っていて当然、またはできていて当然な社会常識が欠けていて、平気でマナーを守らなかったり失礼な態度をとったりと社会常識が欠けていることによって周囲に迷惑をかける仕事ができないタイプです。これは意外にも、若手社員より年配社員に多い傾向にあり、長年勤めていることによる慣れや、若手の頃に正されず知らずにそのまま年齢と勤続年数だけを積み重ね、年齢や勤続年数を重ねているがゆえに誰からも注意されずいつまでも知らないままでいることで周囲からも仕事ができないと思われます。

社会常識をすべて完璧に備えている人などほとんどいませんが、それでも平均的な常識というものは存在し、社会常識が欠けているタイプはその度を越していることがほとんどなため周囲に迷惑をかけます。

常識がない人にはプライドを傷つけないようにそっと指摘をする

社会常識にかぎらず、すべての常識間違いを指摘するのは中々ハードルが高いものです。本人のみが困る程度のものであれば見て見ぬ振りもできますが、場合によっては職場の人間だけでなく社外の人間にまで迷惑がかかり、そのような非常識社員がいるということで会社のブランドを傷つけることにもなりかねません。

そのため間違っていることを指摘した方がいいのですが、指摘の仕方にポイントがあります。それは相手のプライドを傷つけないように指摘することです。若手社員であれば、社会常識をあまり知らなくても年齢ゆえに仕方がないで済みますが、年配社員ともなるとそうはいきません。間違っていることを直接指摘することによって、プライドを傷つけ空気が悪くなることも考えられますので、プライドを傷つけないようやんわりと伝えましょう。

相手を不快にしない伝え方のポイントは“疑問調”で伝えることです。「これって○○だったと思うんですけど、どうでしたっけ?」このように伝えることで、本人に間違いを気付かせつつも、自発的に確認しようとするので、間違いを伝えられつつ、間違った対応も改善されます。

 

真面目な性格が裏目にでて仕事ができないタイプ

「あの人頑張っているのはわかるし、真面目なのは十二分に伝わってくるんだけど…融通がきかなくて逆に迷惑…。」

真面目なのはいいことなのですが、真面目すぎることが裏目に出て逆に周囲に迷惑がかかるというパターンはよくあるものです。一つの職場に必ずといっていいほど一人はいるのではないでしょうか?融通がきかないというだけで、非常に頑張っているのは伝わってくるため、このようなタイプにも指摘はしづらいものです。受け取り方を間違われても困ります。

それではこのような真面目な性格が裏目に出ているような仕事ができない社員にはどう対応・対策をとればいいのでしょうか。

真面目すぎる人にはあえてコミュニケーションをとる

真面目すぎて融通のきかない人には、自己中心的であり、完璧を求め、マニュアル通りに動きたいという共通する特徴があります。そしてこれらの特徴から基礎は徹底できるけど応用ができない、つまり自分なりに考えることができていないということが言えます。

また真面目すぎる人には、コミュニケーションが苦手な傾向にありますので、こちらのいうことも理解するのに苦労しますし、真面目すぎる人の話もこちらは理解しづらいものです。このようにコミュニケーションにストレスがかかるため、コミュニケーションの密度が薄くなりがちですが、ここはあえて通常よりもコミュニケーションを厚くとりましょう。

相手が変に誤解をしないよう、何度も何度も確認し、失敗しても頭ごなしに怒るのではなくフォローをする、そして何より本人に考える時間を与えて考えさせることが改善方法となります。真面目すぎる人は、コミュニケーションが苦手ゆえ、真面目すぎる人から話しかけるというのは非常にハードルが高いことなので、特に最初はこちらから話かけ、そしてこちらの話をするのではなく相手の話を聞いて共感し、真面目すぎる人がコミュニケーションをとりやすいような、質問しやすいような空気感を作ってあげることが大切です。

「融通がきかなくて使えない!」と見捨てるのではなく、きちんとした対応をこちらがとってあげることにより、改善後は、その真面目な性格がひかり、素晴らしい社員へと成長するでしょう。

 

プライドが高くて仕事ができないタイプ

「なんて素直じゃないんだ」「あの人一見素直に見えるんだけど、中々やり方を変えないよね」

プライドの高さを表に出している、出していないは人それぞれですが、プライドの高い人というのも必ずと言っていいほど、どこにでもいるものです。

プライドが高いゆえに素直になれず他人からのアドバイスを聞き入れられない、プライドが高いゆえに仕事を選ぶ、このようにプライドが高い人間が職場に一人でもいると、場合によっては周囲にしわ寄せがくるので大変迷惑な存在となります。

そしてプライドが高い人は、機嫌を損ねるポイントがよくわからないため下手に指摘するともできません。このような人が職場にいる場合はどう対応・対策をとればいいのでしょうか?

プライドが高い人には否定をせず受け流す

プライドの高さとは、自分への自信のなさの裏返しでもあります。「自分に自信がない」、「自分は目立つものを持っていない」、「自分には存在価値がないのではないだろうか?」このような自信のなさを隠すように自分の位置を高く保つことによって精神の安定をはかった結果、プライドが高くなるのですが、

このような人たちには、頭ごなしの否定は絶対に避けるようにしましょう。

「社会常識が欠けていて仕事ができないタイプ」でもお伝えしましたが、それと同じくプライドが高い人にも疑問調で伝えるのが非常によく伝わります。また会話では、すでに知っていることでも知らないふりをして、ふりをするだけではこちらのストレスがたまるだけなので、サラッと受け流しましょう。

これにより、相手のプライドを保ちつつ、問題を気づかせることができ、自発的に間違いを認め改善することができます。

 

自分のことしか考えられないタイプ

自分のことしか考えられないタイプは、これまでお伝えしてきましたものが混ざったタイプとも言えます。このような人は、空気が読めず文句ばかり言って、他人の話を聞かず自分の話ばかり感情の起伏が激しく、視野が狭いので、職場にこのような人が一人でもいると本当に迷惑です。

プライドも高く、ミスをしても自分が悪いことを認めない、そもそも悪いとも思わない、どのような事象も自分の都合のいいように解釈するのでいつまでも成長しません。

このようなタイプは指示も聞けない、失敗を認めない、間違った解釈をするので仕事ができなくて当然。仕事ができないのは自分では環境が悪いと自分以外のせいにするでしょう。

このように、どうしようもない人がいた場合はどう対処すればいいのでしょうか?

自分のことしか考えられない人には適度な距離感で当たり障りなく接する

自分のことしか考えられない、つまり自己中心的なタイプは多くの物事を他人や環境のせいにする傾向にあるので、反省することをほとんどしません。そのため自分が周囲に迷惑をかけているなんてことは当然自覚していないわけなのですが、このような人たちにはそれぞれの特徴に応じた対処をとることで、場が円滑にまわるようになります。

自分のことしか考えられないタイプは感情をコントロールすることが苦手なので怒りやすいタイプと言えます。そのため相手を怒らせる、感情を逆撫でするような発言は控えて、接触回数を適度にし、重要なことは頼まないようにしましょう。「そんな人とは、全く関わりたくない」と思われるかもしれませんが、全く関わらなかった場合、そのプライドの高さゆえに相手をイライラさせてしまい余計に攻撃的になってしまいます。そのため適度な距離で、適度に相手を褒め当たり障りなく接しましょう。

 

仕事ができない人は自覚していない

仕事ができない人は「自分は仕事できない」と自覚している場合も一部ありますが、仕事できない人ほど「自分は仕事ができる人間だ」と思っている傾向にあるため仕事ができていないことを自覚していません。そして自覚できていないからこそ、本人も気づけないため改善のしようがなく、こちらから指摘をしてガラッと変化・改善してくれるのであれば非常に楽で、こちらのストレスも小さくて済むのですが、これまでの癖やその人の人間性等も関係してくるので、そう簡単にはいかないのです。

そして他人は他人を変えることはできません。本人が自覚し、自発的に改善しようと意思を固め行動しない限り人は変わらないのです。しかし諦める必要はなく、変えることはできなくても、変わるきっかけを与え影響することはできるので、そのきっかけをどのようにして与えるかが、現状改善のポイントとなります。

イライラをぶつけ頭ごなしに怒っても反発され、さらなるストレスを生むだけでしょう。こちらがイライラしないよう無視をするというのも相手が気づくのには非常に時間がかかります。これまでもお伝えしてきましたように、相手に悟らせるような伝え方をすることで大半が改善されますので、もし職場に仕事ができない社員がいて、その社員が原因でイライラな毎日を送っているようであれば試してみてください。

 

仕事できない人を辞めさるのはあり?

正直なところ、仕事ができない人への対応は、会社を辞めさせるというのがもっとも早い現状改善法に思えますが、そもそも人に対して会社を辞めさせるのはありなのでしょうか?

結果からお伝えしますと、辞めてほしい社員に退職を勧めるのは「あり」です。これは“退職勧奨”と言いますが、企業は辞めてもらいたい社員がいる場合、または整理解雇をしたい場合に、いきなり解雇するのではなく退職勧奨ということで、社員へ自主退職をお願いすることがあります。

しかし、これは一方的に会社側が進められるものではなく、会社と社員がお互い合意の上でないと雇用契約を解除することはできないので、社員が納得せず合意しない場合は手続きを進めることはできません。

あまりにも一方的でおかしな理由の行き過ぎた退職勧奨であれば違法行為とみなされてしまいますが、双方納得の上、つまりよくよく話を聞いてみたら「私もこの仕事が合わないと感じていました」や「実はやりたいことが他にあったので、こちらの仕事に対するモチベーションが上がりませんでした。」などの理由が社員からでてくるようであれば、自主退職に向けて話を進めることができます。

社員一人一人には向き不向きが必ずありますので、客観的にみてそれが明らかになっているようでしたらアドバイスも含め話をしてみてはいかがでしょうか。

 

ライタープロフィール

EL-LAB編集部

金融、経営コンサル、人材紹介、WEBメディア業界出身者が集まり、キャリアチェンジ(起業マニュアル/転職マニュアル)、ワークライフ(仕事人生の悩み)、マネーライフ(お金と人生の悩み)というテーマを軸に、各々の専門分野に特化した有益で信頼性の高い情報を発信。