転職か起業で迷う人は起業すべき!そのワケと理想的な実現法

「転職か起業か迷う…」

会社員として雇われる安定人生を歩むか、起業して自由に働くか、これら人生の分かれ道とも言える選択は本当に難しいですよね?本来の起業には、収入が安定しないという経済的不安がついてまわるため、余計に一歩踏み出しづらいというのが現実です。

しかし、迷っている時点で答えは出ています。

今回は、起業すべき理由と迷いの原因でもある経済不安を補う理想的な起業法についてお伝えします。

転職か起業で迷っている、起業したいけど収入不安があり踏み出せないという方は、ぜひ本記事をご一読ください。

転職か起業で迷っている人は起業した方が後悔しない

そもそも転職か独立かで迷っている人は、今の職場や仕事、その他将来などに不満を抱えていることが多いため、現状の環境をどうにかして変えたいと考えている傾向にあります。そして、現状を変えたいだけなら転職をすれば十分なのですが、選択肢に独立起業が入ってきている時点で、潜在的に独立起業願望が強い傾向にあると言えるのです。ですが、独立起業には独立後の経済的な不安がつきまとうため、なかなか一歩踏み出せません。ましてや独身者ならともかく既婚者であり子供もいるような状況では余計に迷いが強くなり、よほどのことがない限りは転職をしてサラリーマンの道を選ぶでしょう。

転職は会社員として雇用されることによる安定、起業では自由な一方で収入が不安定になるといった相反するメリット・デメリットが存在するため、多くの方が迷います。少し古いデータではありますが、2013年に中小企業庁が委託して実施した調査「日本の起業環境及び潜在的起業家に関する調査『我が国の開業率が低い理由として考えられるもの』」を確認すると日本の開業率が低い理由として生活が「不安定になることへの不安」や「起業に要する金銭的コストが高い」など経済的な理由が多くを占めています。

[出典:中小企業庁『第3部 中小企業・小規模事業者が担う我が国の未来』]

しかし、独立起業後も安定収入があるとしたらどうでしょうか。サラリーマンとして会社に勤めていた時と変わらず月30万円ほど収入があれば、先の生活も不安になることはありません。

 

経済的不安なく起業するには

転職か起業で迷う、いきなり独立起業をするのは怖い、または現実的に資金余裕がない場合は、金銭的リスクの非常に少ない「週末起業」をお勧めします。

週末起業とはその名の通り「本業業務がない週末に、ビジネスをして副収入を得ること」を指します。一見、週末起業は副業と混同され認識されていますが、厳密に言えばその定義は異なり、週末起業の場合は「事業を自分で起こすか」、副業の場合は「既存の仕事を受けるか」という違いがあります。つまり週末にアルバイトをして本業以外に副収入を得ることを副業と呼び、週末に自分で考え作ったサービスによって副収入を得ることを週末起業と呼びます。

週末起業は一時期、様々なメディアに取り上げられ話題となり、さらに近年では、従業員数1500人を超える大手製薬会社「ロート製薬」が副業解禁、他にもYahoo!やリクルート、サイバーエージェントなど名だたる大企業が副業を認めるなど副業を解禁している企業が増えていることから週末起業の考え方も浸透しつつあります。

そんな週末起業は転職か起業かで迷っているサラリーマンに対してどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

週末起業のメリット

安定した収入を持ちながら起業ができる

週末起業最大の魅力といえば、やはり安定した収入を得ながら起業ができる点です。独立起業最大のリスクとも言える収入の不安定化がなくなります。独立起業をする場合、かける経費によっても異なりますが基本的にはマイナスからのスタートとなります。そこからプラスにするために売上を上げ、利益を出さなければいけないのですが、これには時間がかかるため起業一年目に黒字化するのは稀なことなのです。それゆえ多くの起業家は起業一年目で資金が持たなくなり廃業することとなるため企業生存率が低いと言われています。

しかし週末起業の場合、そこまで大きなコストをかけなければマイナスになることなく、なおかつ収益が十分に立てば独立したと後でも起業による収益は途切れないため安全に起業ができるのです。

 

独立起業前に十分なテストマーケティングができる

本来起業する際の手順として、やりたいことが決まっている場合、これから自分が実施しようとしているビジネスの需要を探るためテストマーケティングを行わなければなりません。しかしテストマーケティングを適正に行うには十分な期間が必要なため、安定収入が途切れる独立後のマーケティングでは資金余裕からいっても悠長に行うことはできないのです。

しかし安定収入が途切れない週末起業であれば、余裕をもって期間を設定できるため、テストマーケティングを適正に行うことができ独立起業後の成功率も大きく上がるのです。

 

本業以外からも収入を得ることができるため貯金がすぐに溜まる

週末起業では本業以外からも収入を得ることができ、なおかつ副業よりも収入が大きくなる傾向にあるため貯金がすぐにたまります。本業の収入からやりくりし毎月数万円を起業用に貯金するよりも、週末起業で稼いだ分全額を貯金に当てることができるため、稼げた額が大きければ大きいほど貯金がすぐにたまり、独立起業時の初期コストなどを全て自己資金でまかなうことも可能になるのです。

 

週末起業のデメリット

休みがなくなる

週末起業のデメリットをあげるとすれば休みがなくなるということです。本業が休みである週末に事業を運営することになるため必然的に休みがなくなります。しかし起業して間もなくは仕事とプライベートが関係なくなるもの。逆に休みがなくても平気くらいに思える仕事の方が伸びやすく継続しやすいのです。週末起業で休みがなくなることに対して耐えられない場合は、起業を諦めるか、または事業内容を変えるか等の検討をした方がいいでしょう。事業が本当にやりたいことであれば、休みがなくてもストレスにはならないはずです。この判別がつくという意味では休みがなくなるのもメリットの一つと言えるかもしれません。

 

週末起業を実現するには

週末起業でのビジネスを考える際、考慮しなければならないことは時間の制限があるということです。本業と違って週末起業に費やせる時間は頑張っても本業の半分程度。そのためできることが通常の起業よりも限られてきます。ビジネスを考える際はかけられる時間と収入のバランスを考え取り組むことが望ましいでしょう。

一番スムーズに仕事につなげ収益化したいのであれば、本業の延長でできるコンサルタント業です。これまで培ってきた業界知識や経験をすぐに生かすことができ、ある程度検証し結果をだし実績を積み重ねることができれば高額なコンサルタント報酬も狙うことができます。要は、「一定時間あたりの報酬単価をどこまで高めることできるか」が、週末起業で成功しなおかつ起業を成功させる鍵となるのです。他にもやってみたいビジネスアイデアなどがあるのでしたら以下のポイントに当てはめて実現可能かどうかを確認してみましょう。

起業を成功させるビジネスアイデアのポイント

初期コストがほとんどかからない

週末起業に限らず全てのビジネスに共通するポイントですが、成功させやすくする一つの要素として、事業開始に伴う初期コストを極力最小限にすることです。店舗開業などが良い例ですが、事業開始に数百万円かかるような、その分マイナスからのスタートとなり初期コスト分を回収するだけでも一苦労します。このような場合では、いくら週末起業でリスクの低い起業をしたとしてもサラリーマンとしての給料が消えてしまうため意味がありません。事業開始当初の初期コストは高ければ高いほど起業のリスクは高くなりますので、リスクを低くするためにも事業開始時の初期コストがほとんどかからないようなビジネスを、やりたいことと照らし合わせて考えてみましょう。

 

運営コストがほとんどかからない

前項と似たようなことですが、事業運営には通常人件費(自分も含む)や、家賃などその他様々なコストが必要です。事業を拡大する際これらの費用が必要になるのは仕方ないことですが、週末起業でそこまで事業規模が大きくない場合は「自分以外に人は必要ない」「完全移動型」もしくは「自宅でできるからオフィスを借りる必要がない」など運営コストをできるだけ少なくしリスクを最小限にしましょう。

 

市場・顧客ニーズがある

どんなに面白いアイデアを思いついたとしても市場や顧客に需要がなければ売上を上げることはできません。起業を成功させる上で大切なのは「売りたいものを売るのではなく、顧客が求めるものを売る」ということです。顧客は、どんなに安いものでも欲しくないものにお金は払いません。逆に少しくらい高くても欲しいものには喜んでお金を払います。自分がこれから行おうとしているビジネスは市場や顧客にとってニーズがあるかどうかを必ず確認しましょう。前述しましたように週末起業ではテストマーケティングが十分にできるというメリットがありますので、そのメリットを十分に生かしつつ、市場・顧客のニーズを調査しましょう。

 

モチベーションを保てる

週末起業から起業を成功させるために最も重要なのは「事業主のモチベーション」です。自分が行っている事業に対しモチベーションを保つことができなければ、どんなに素晴らしい事業も継続できませんし、顧客はモチベーションの低い会社からモノやサービスを購入したくありません。こちらも前述しました通り、休みがなくても楽しんで継続できるかを考えてみましょう。

どんなに苦しいときでもモチベーションを保ちつづけることができるかどうかが週末起業やその後の独立起業を成功させる鍵となります。

 

今の職場が副業禁止なら転職、その後起業に備えて週末起業を

安定した収入を得られる会社員の地位を捨てての独立は、相当な覚悟が必要になります。しかし覚悟をしたとしても生き残れるのは一握り。起業して10年後の企業生存率は約6%といわれています。独立した初月目で事業が当たればいいですが、そのようなことは非常に稀で収益化するには、それなりに時間がかかります。事業の売上が出ない状態が続く中、収入がなければ焦りを生み正常な判断をくだすことができなくなるため負のスパイラルに囚われます。

しかし安定収入が入る会社員を続けつつ、週末起業として事業をスタートすれば経済的な不安から解放された余裕のある独立ができるのです。転職・起業で迷っているのであれば、まず環境を整えるために副業解禁をしている企業に転職し、そこで週末起業として事業を開始し、軌道にのった際に完全な独立起業をしてみてはいかがでしょうか。

 

ライタープロフィール

 EL-LAB編集部

金融、経営コンサル、人材紹介、WEBメディア業界出身者が集まり、キャリアチェンジ(起業マニュアル/転職マニュアル)、ワークライフ(仕事人生の悩み)、マネーライフ(お金と人生の悩み)というテーマを軸に、各々の専門分野に特化した有益で信頼性の高い情報を発信。