投資初心者向けのおすすめ投資とは?失敗しづらい安心投資

これから投資を始める、または初めたいという方にとって、はじめの一歩は非常に不安を伴うものです。どこから手をつけていいのか?投資を行うにあたってどのような点に注意すればいいのか?大切なお金を投資につぎ込むことになるためリスクを感じてしまい、なかなか前に踏み出せませんよね。

投資には、ハイリスクのものも存在すれば逆にローリスクの商品も存在するため、初心者でも失敗しづらい投資の手法・商品というものがあります。

今回は、投資の経験や知識がない投資ビギナーでも安心安全にできる投資・商品のポイント・商品の選び方についてお伝えします。

これから投資を始めたい、投資で失敗したくないという方は是非参考にしてください。

投資初心者が投資をする前におさえておくべきこととは

初めて投資先を検討するにあたっては、必ず押さえておくべきポイントがいくつかあります。その最たるものは「(投資)期間」や「(投資)金額」ですが、初めて投資商品を購入するにあたっては、特に次の条件に当てはまるものを選ぶことで、失敗のリスクを相当低く抑えることが可能となります。

投資をする上で必ず知っておくべきポイント

少額から始められる投資を選ぶ

投資には大きな金額を扱うものもあれば、逆に数百円程度からできるものも存在します。そして投資という以上絶対に失敗しないということはあり得ないため、投資に慣れていない初心者であれば、失敗しても大きな損失にならない少額から始めることができる投資を選ぶようにしましょう。もちろん基本的に少額の投資であれば得られるリターンも少額になるため大きく稼ぐことは難しいですが、まずは投資に慣れるという意味で、練習がてら少額から始めることができる投資をしてみましょう。

詳細は後述しますが、少額で積み立て投資をすることで時間的な分散もできるという大きなメリットを得ることができるのでオススメです。少額積み立ての例としては、500円から積立が出来る投資信託などもあり、このようなサービスを利用すれば初心者でも簡単に少額で投資を始めることが可能になります。

 

少しでも手数料が低いものを選ぶ

投資を始めたばかりの際に見落としがちなのは、その投資にかかる手数料(投資コスト)です。投資先によって手数料は異なり、そこまで大きな金額を投資しないのであれば数百円であることがほとんどですが、積み重なると手数料は馬鹿になりません。極端な例ではありますが、仮に投資のリターンとして5%の利益が出せていても、仲介業者や管理業者等に4%の手数料が引かれてしまえば利益額は微々たるものになってしまいます。一見信用できそうな大手金融機関が提供する金融商品であっても、結果的に4%もの手数料を平気で取っているものも存在するため、手数料には注意しましょう。単純に「手数料が低い=利益が多い」と考えれば分かりやすいかもしれません。

 

投資先が複数に分散されているものを選ぶ(分散投資)

くどいようですが投資に100%稼げるものはありません。そのためいかにしてリスク回避できるかがポイントとなってきます。投資を行う上での最大リスク、特に自己資金中で行う投資であれば投資額が全て消えてしまうことです。そのため投資のリスクを軽減するために、投資先を複数に分散するのが投資の基本と言えます。投資対象を分散させることで、仮に投資対象の1つがマイナスになってしまっても、他の投資でプラスのものがあればトータルで負け分を取り返せる可能性があるからです。

 

投資初心者はどのような投資商品を購入すればいいのか

前項の「投資初心者が必ず抑えておきたい3つのポイント」で解説しました通り、3つのポイントを全て抑えている投資が初心者にはオススメです。そして3つのポイントを全て抑えているのが『積立型インデックス投資信託』。この投資商品は3つのポイントを抑えているためリスクが少なく、さらに複雑な知識や銘柄を細かく吟味する手間もかからないため、安全で少額な分散投資として投資の入門者にとってはかなりオススメなのです。それでは『積立型インデックス投資信託』とは一体どのような投資商品なのでしょうか。以下具体的に解説します。

投資初心者におすすめの投資

インデックス投資「積立型インデックス投資信託」

そもそも投資信託の運用方針にはアクティブ型とインデックス型という2種類があるのですが、その中でもインデックスというのは指数という意味で、インデックス型の投資信託というのは日経平均株価やTOPIXなどの指標に連動した運用成績を目指す投資信託のことです。

※アクティブ型はインデックス型とは異なり日経平均株価やTOPIXなどの指標を常に上回ることを目標とした運用方法です。インデックス型よりも運用成績が良くなる傾向にありますが、実際に運用をするファンドマネージャーの腕によって結果が大きく左右されるため、腕が悪ければリスクも伴うというデメリットが存在します。したがってアクティブ型は投資初心者にはおすすめできません。

インデックス型は指数に連動するように運用されますので、マクロ経済の大きな流れに自分の資産を乗せるようなイメージで投資をすることができます。この指数連動型の商品の場合、商品そのものの運用資産総額も大きいものが多く、お金が返ってこなくなるというリスクが低いのが特徴です。

また、指数に連動させる商品であることから運用側の手間がかからないため、手数料が低く抑えられています。更に、少額からでも投資できる商品が多い点も見逃せません。商品そのものが複数の株に分散して投資していため、少額投資であっても結果的に分散投資によるリスクヘッジの効果があるのです。つまり、前述しました3つのポイントに全て当てはまっているのです。

ちなみに、同じインデックス型の投資商品でETF(株価指数連動型上場投資信託)という商品がありますが、最低購入金額が通常の投資信託よりも高く設定されていることが多いため、少額という条件で見れば、その点で少しだけ劣りますが、初心者向けの商品候補には入れても良いでしょう。

これらのことから、インデックス型の投資信託は初心者向けの商品ということが分かりましたが、だからと言って手元にある投資可能な資金を一度に投じてしまうのはオススメできません。そこで最後のリスク対策として投資初心者でも安全な投資が実現できるようインデックス型投資信託を「積立型」で進めることをオススメします。では、積立型にすることでどのような具体的メリットが得られるのか以下より見て行きましょう。

  • 投資資金が準備しやすい

多くの方が投資を行えない要因でもあるのですが、投資資金を準備することは容易ではありません。実際に多くの方が投資以前に貯金をすること自体苦労されているのではないでしょうか。しかし積立型の場合、少額で投資に一定額を回すことができるので、まとまった額を貯蓄する必要があります。

そこでオススメなのが、自動引き落としによる積み立て投資です。毎月一定額を給与口座から自動的に引き落とし、特定の商品を毎月自動的に購入するようにしておくことで、気付いた時にはまとまった額が資産として運用されている、というわけです。この自動引き落としによる積み立て投資は、普段なかなかお金が貯められない、といった方には非常に有効な手段ですので、是非試してみてください。

  • 時間的な分散が可能になる

基本的に投資全般に言えることではありますが、投資信託,為替,株などの値動きがある商品は、いつ購入したかが非常に重要です。投資の基本である「安い時に買って高い時に売る」これができれば利益を得ることができます。しかし、このタイミングを判断するのが投資の非常に難しいところ。とくに投資に慣れていない初心者にとって適正な見極めはほとんど無理といっても過言ではないでしょう。しかし投資資金を積立型に、つまりある期間を定めて、定期的に同じ金額で購入をすることで、時間的に分散をすることが可能となるのです。

積立型の場合は機械的に同じ商品を同額購入していきますので、自然と値段が高い時期には少ししか買えず、安い時期にはたくさん買えることになります。このように時間的に分散して購入することで、安い時期と高い時期の購入した価格を平準化し、高値をつかんでしまうリスクを軽減することができるのです。これの投資手法を「ドルコスト平均法」といいます。

  • 複利効果が期待できる

また、積立型の場合は福利効果が期待できるというメリットがあります。福利効果とは、運用で得た利益を再び運用に回すことで得られる効果のことです。仮に年一回利息が付く商品があった場合、一年目は投資した元本に対して利息が付きますが、二年目からは一年目についた利息に対しても利息が付きます。つまり、年を重ねるごとに利息の利息が付き、雪だるま式に元本と利息が増えていくことになるのです。福利効果は投資期間が長ければ長いほど大きな効果を得ることができるため、投資信託においてもこれまでの利益を含めた全体の時価に対して更に利益が掛かってきますので、長期的に複利の効果を得ることができると言えます。

 

適切なインデックス型投資信託を選ぶには

一言でインデックス型の投資信託といっても、数多くの種類が存在するため、投資初心者にとって適切なものを選ぶのは容易ではありません。そこで、日経平均,TOPIX,MSCI,コクサイ指数といった有名な指標のどれかの指標に連動しているものを選ぶことをオススメします。

さらに前述しました指標に連動している商品がいくつか存在するので、それらの中でも購入時にかかる販売手数料や運用中に毎日かかる信託報酬、換金時に必要な信託財産留保額といった手数料が一番低いものを選びましょう。

 

インデックス型投資信託以外のおすすめ投資

インデックス型の積立投資は少額で始められて、コストも低いことがメリットですが、その分大きなリターンを得ることは難しい投資手法です。ある程度資産運用に慣れてきた方は、少し物足りなさを感じてくる可能性もありますので、そんな方のために次の投資先として筆者オススメの商品(投資対象)を参考までにご紹介しておきます。

リターンを考慮した投資初心者におすすめの投資商品

大企業株式の長期運用

一般的に株取引の魅力として、将来性のありそうな企業株を低額で購入し、成長したら数十倍で売却し利益を得るというイメージがありますが、この方法は非常にリスクが大きな手法です。しかし大企業の株は、発展途上であるベンチャー企業と比べて成長幅が少ない分、大幅な値上がりはあまり期待できませんが、長期で保有することで安定的な配当を得ることもでき、結果的には配当を含めた合計のリターンが安定しているケースが多いと言えます。株に興味はあるけど、最初はそこまで大きなリスクは取れない、という方はまずは業績が安定している大企業の株式を長期で保有する覚悟で買ってみるのも良いでしょう。株の銘柄によっては株主優待として配当金以外にも割引券や企業製品なども受け取ることができます。

 

海外預金

2017年12月現在、日本の銀行預金では利息がほぼゼロに等しく、預金=投資という感覚があまり持てないかもしれませんが、高度経済成長期のかつての日本では、銀行預金であっても年利6%程度の利息が付くことが当たり前の時代がありました。それもほんの20年ちょっと前までの話です。

一方、ひとたび世界に目を向ければ、経済成長をしている国の銀行に預金することで、今でも年利6%程度の金利を得ることは全く難しいことではありません。この場合、もちろん、通貨は米ドル建てなど日本円以外となるため、日本円と比較すると為替の変動リスクはありますが、通貨分散も一つの投資のリスクヘッジと考えれば、資産の一部を海外銀行の預金に廻すのは一つの選択肢とも言えるでしょう。

なお、ここで気をつけるべきは、投資国と預金する銀行の選別についてです。高度成長が見込めたとしても、政治の安定性が低い国や、資本力のない銀行を選別してしまうと、日本国内の銀行預金とは全くかけ離れたリスクが存在し、投資した資金が全く戻ってこないというリスクもありますので事前の情報収集は絶対に欠かせません。

 

無理のない負担で購入できる範囲の不動産

「不動産の購入」というととんでもない額の投資のように思えますが、現金もしくは無理のない返済計画で購入できるものであれば、良い投資の選択肢になります。不動産は立地がとても重要で、都心の駅近が前提条件にはなりますが、良い物件を購入することができれば、比較的低リスクで安定的な収入を得ることも可能となります。

 

投資初心者はこんな投資に注意

投資初心者にとっては投資という概念が曖昧なため、投資検討時には様々な投資商品が気になり、興味が出てくることもあるかと思います。知識や経験がない時期はとくに有名で、まとまった金額が稼げるような投資商品に意識が向いてしまいがちですが、世の中に広く知れ渡っている有名な投資商品の中でも、初心者にとって不向きな投資商品もあるのです。投資商品の中には詐欺商品もあるため、挙げだしたらきりがないですが、今回は詐欺ではない投資商品の中でも、特に初心者が注意すべき投資商品を以下で解説します。

初心者が注意すべき投資

ベンチャー企業株

簡単に前述しましたがベンチャー企業の株は成長幅が非常に大きいため、成長前のベンチャー企業株を取得できた場合、大きな利益を得られる可能性があることは間違いありません。しかし、成長前の無名企業に投資をすることは、倒産などの可能性も加味する必要があるため非常にリスクが高いといえます。どうしても一攫千金を狙いたいというのであれば別ですが、これから投資を勉強して少しずつ資産を殖やしていきたいという投資初心者がそのようなリスクを取る必要は全くありません。このような投資で成功するのは良くても十に一つくらいの確率だと心にとめておくと良いでしょう。

 

FX

今ではテレビCMで見るほど有名になったFXですが、FXは投資というよりも投機だと言われています。FXでは勝つ人と負ける人が同じ人数存在し、勝ち分と負け分を足すとゼロになってしまためゼロサムゲームとも呼ばれており、もし自分が勝てた場合でも、その分誰かの負けが発生しただけという勝負で、自分も負ける可能性が非常に高いのです。リスクが高い分リターンも大きいですが確実に利益をあげたい初心者にオススメできるものではありません。

もっと恐ろしいのはレバレッジといって、元本の何倍もの金額を投資することができる制度です。勝てば儲けは大きくなるものの、負ければ一瞬で元手がゼロどころか、マイナスにまで至ってしまうため、初心者は絶対に手を出さない方が良いでしょう。

さらに近年ではAI(人口知能)システムを取り入れたトレードが出てきているため、個人が実力で勝ち続けるという可能性はほぼ皆無でしょう。パターンを細かく理解して分析できるトレーダーでも、読めない相場があるため、投資初心者は特に注意すべき商品と言えます。

 

投資の一歩は「リスク少なくまず行動」

以上、投資初心者にオススメの投資手法(商品)について説明してきましたが、最初に投資を始めるにあたって重要なことは、リスクがある程度低く、少額でできるものを「実際に始める」ということです。失敗する確率がゼロという投資は存在しません。これは経験が豊富な投資家にも言えることであり平等なのです。しかし、経験豊富な投資家が大きく稼いでいるのは徹底した情報収集をしており、情報収集だけで終わらず実際に実行しているからです。

ただし、情報収集にも経験からくるコツが必要なため投資初心者にとって情報収集は難しいものです。ですが、だからといってあきらめず慣れるためには必要なので、投資の世界に踏み込んだら常に情報は収集していきましょう。投資の世界は常に状況も変化し絶対正解は存在しないので一度投資したらそれきり、ということは絶対に避けましょう。

 

ライタープロフィール

EL-LAB編集部

金融、経営コンサル、人材紹介、WEBメディア業界出身者が集まり、キャリアチェンジ(起業マニュアル/転職マニュアル)、ワークライフ(仕事人生の悩み)、マネーライフ(お金と人生の悩み)というテーマを軸に、各々の専門分野に特化した有益で信頼性の高い情報を発信。