仕事の向き不向きを見極めるには?判断基準と見極め方

「仕事の向き不向きはどう見極めればいいの?」

仕事をしている社会人であれば、誰しも一度くらいは仕事の向き不向きに悩んだことがあるのではないでしょうか。自分に向いている仕事, 向いていない仕事, 今の仕事が向いているのか向いていないのかの判断は本当に難しいものです。単調な毎日に苦痛を感じる、人とコミュニケーションが苦手、仕事で評価されない、頑張っているのに良い成績がでない、同僚ばかりが先に出世していく、など仕事の向き不向きについて悩むきっかけは人それぞれですが、何かしらの壁にぶち当たった際に、安易に「この仕事は向いていない」と判断してしまうと逃げてしまうことになり、いい結果になりません。

それでは、どうすれば仕事の向き不向きを適正に判断することができるのでしょうか?

今回は、仕事での向き不向きの判断基準から実際の見極め方、今の仕事が向いていなかった場合の対処についてお伝えします。

今の仕事が自分に向いているのかどうかお悩みの方は、是非本記事をご一読ください。

仕事での向き不向きはどう判断すればいいのか

仕事の向き不向きはどのように判断すればいいのでしょうか?

仕事での向き不向きは、ほとんどが本人の感覚による判断であることから、やってみないとわからない、やってみてもよくわからないなど非常に曖昧です。しかし、以下基準の観点から仕事を改めて捉えてみると、仕事に対する向き不向きがわかってきますので、会社など複数人が働く場でしたら、同僚と比べて自分はどうなのか?というように周囲と比較しながらも、以下項目と照らし合わせて、仕事に対する向き不向きを判断してみてください。

仕事の向き不向きを見極めるための判断基準

上達スピードは早いか

職場の同僚などと比べて、仕事の上達スピードが早ければ向いている、逆に上達スピードが遅ければ向いていないと判断することができます。当然上達スピードが早いものを積み重ねたほうが、結果が出やすいことは言うまでもありませんが、効率の面だけでなく人間の特性上、上達できなければ対象に対してのモチベーションを維持できなくなる傾向にあるため、上達スピードが比較的早い仕事を選んだほうが仕事に対するストレスは感じずに済むでしょう。

上達スピードはあくまで業務内容に対する向き不向きを判断する一つの基準でしかないため、好きか嫌いかという点はまた別の話になります。

 

満足感や達成感はあるか

仕事をしていて特定のポイントで満足感や達成感が得られるのであれば、その仕事は向いているといえる一つの要素になるでしょう。わかりやすく営業の仕事で例えてみます。営業職での満足感や達成感につながる特定のポイントとは、商品やサービスが売れた、営業成績で上位を取れたのでボーナスをたくさんもらえた、などが一般的です。ここで商品が売れたことに対して満足感を、営業成績上位によってボーナスをたくさんもらえたにより達成感を感じて、それらがモチベーションの維持に繋がり日々の原動力となるのであれば、その仕事は向いているといえるでしょう。

向いていない場合は、売れても嬉しくない、達成しても満足できないという感覚に陥るため感覚として自分自身がよくわかると思います。人によって満足感や達成感を得られるポイントは異なりますので、自分は何で満足感や達成感を得られるかがポイントです。また人から感謝されて得られる満足感、例えば「お客様から感謝された」などで得られる満足感は、一時的なものでしかないないため原動力につながる満足感・達成感とは言えません。自分の中だけで満足できるポイントを見つけましょう。

 

成長したいという意欲はあるか

今の仕事を通じて成長したいか、という成長意欲があるかないかも向き不向きを判断できる要素の一つといえるでしょう。前項での満足感や達成感同様に、成長意欲も仕事を継続するために必要な原動力です。成長意欲は対象への興味ともとれるため、仕事に対して成長意欲がないのであれば、向いていないと判断できます。

何に対して成長意欲が湧いてくるかも人によって異なりますので、成長意欲が自然と湧いてくるような仕事が自分にとって向いている仕事といえるでしょう。

 

仕事関連の行動習慣はあるか

ここでの行動習慣とは仕事時間外での行動習慣のことを指します。より具体的に言えば仕事関連の情報収集や勉強などの行動習慣が仕事時間外にあるかということなのですが、仕事を心から好きと言える方は、仕事以外の時間でも四六時中仕事のことを考え、情報収集しています。そこに義務感はなく趣味と同じような意識感覚で行いますのでストレスが溜まるどころか、知識欲を満たすことによってストレスを発散します。

しかし就いている仕事が向いていないのであれば、プライベートと仕事をより分けたく思ってしまい、仕事時間外に仕事関連の情報収集や勉強などは行わないでしょう。逆に言えば仕事時間外での情報収集や勉強に苦痛を感じる、苦痛とはいかないまでも義務感を感じるようであれば向いていないと言えるでしょう。

 

実際に仕事の向き不向きの見極めるには

判断基準がわかったところで、より具体的に仕事の向き不向きを見極めていきましょう。向き不向きを見極めるための主な流れは、前述にてお伝えしました判断基準をベースに、自分自身に向き不向きを表面化させるためのある問いかけをしていただきます。その問いかけと問いかけに対する答えを紙に書き出して、それらを客観視できる状態にしてください。客観視できる形にすることで頭の中を整理することができ、自分自身を客観的に捉え、主観ではなく客観的立場に近い視点から判断することが可能になります。

悩んでいる時は、頭や心の中がモヤモヤしてしまい、なかなか考えがまとまらず、頭の中だけで答えを導きだすのは大変困難ですので、整理ができて客観視できるこのような思考整理法をおすすめします。以下にて、問いかける内容を解説しますので、実際に自身に問いかけ、答えを紙に書き出してみてください。

仕事の向き不向きを見極めるための問いかけ

今の仕事にやりがいは感じるか?

仕事のやりがいとは、仕事へのモチベーションを維持するためにとても重要なものです。つまり仕事にやりがいを感じていなければ、モチベーションは維持できず、仕事に対して様々な不満や悩みがでてきます。仕事のやりがいとは楽しさであり達成感であるため、今の仕事にやりがいは感じているか、感じているなら仕事のどんな点にやりがいを感じているかを真剣に考えて紙に書きだしてみましょう。

また、感じていないのであれば、なぜやりがいを感じられないのか?という点を書き出してみてください。

 

今の仕事で達成感は感じられるか?

やりがいと似ていますが、達成感とは、やりがいをより具体化したものです。今の仕事で達成感を感じることができていますでしょか?達成感を感じているなら、どのような点で達成感を感じられているのかを箇条書きでもいいので書き出してみましょう。

逆に今の仕事にまったく達成感を感じることができていない場合は、なぜ達成感を感じられていないのか、そして自分はこれまでの経験上どのようなポイントで達成感を感じられたか?という点を書き出してみてください。

 

今の仕事で成長を感じているか?

「今の仕事をしていて成長を感じているか?」というのは、仕事における上達スピードのことであり、向き不向きを見極める上で非常に重要な要素です。ただし、毎日成長を実感することは難しいので、数ヶ月前、数年前、仕事を始めた新人の頃と比べて成長しているか?またはどこが成長したか?という点を書き出してみてください。

たくさん成長していて、同僚と遜色ないのであれば問題ありませんが、逆にまったく成長していない、同僚と比べても圧倒的に劣るのであれば向いていないと言えるでしょう。成長できていないのであれば、成長できていない点を明確に書き出してください。それらはあなたの短所であり不得意な点と言い換えることができます。多少の不得意は努力でカバーできますが、圧倒的な不得意は努力以前の問題で、効率が悪すぎるのでそもそも手を出さないというが賢明です。

 

今の仕事で成果は出ているか?

今の仕事で成果は出ていますでしょうか?仕事での成果は達成感やモチベーションに大きな影響を与えます。成果がしっかりと出ているのであれば、問題なく仕事に適正はありますし悩むこともないでしょう。

しかし、成果がでていないのであれば適正がない可能性も疑えます。ですが、ここで注意したいのは「成果が出ていない=不向き」ではないということです。成果が出ない要因は数多く存在し、適正以前にやり方に問題がある、または単純に努力不足ということが主に挙げられます。これらの場合やり方を変えたり、努力したりすれば成果が出るという可能性も十分にあるため、成果が出ていないから向いていないという判断はしないようにしましょう。

全ての悪い結果を不向きのせいにしてしまっては、何をやっても中途半端となり、何をやっても上手くいかなくなってしまいます。今の仕事で成果がでているのであれば、成果がでている項目を書き出し、成果が出ていないのであれば、なぜ成果がでないのか?を成果が出ている同僚と比較して書き出してみましょう。

 

自分の個性と仕事の性質は合っているのか?

自分の個性と仕事の性質の相性は向き不向きを見極める上で非常に重要な要素となります。例えば、コミュニケーションが苦手で事務作業が得意な人は、営業に適正があるとは言えません。逆も然りでコミュニケーション能力が非常に高くデスクワークが苦手な人が、ずっと机に向かいっぱなしの事務職に就いているのは苦痛で仕方がないでしょう。

このように、自分の個性と仕事の性質のミスマッチによっても向き不向きでの悩みが現れます。また、全員が自分の個性をしっかりと把握できていればこのようなミスマッチは起こらないのですが、現実自分の個性を把握できていない人が多いのがミスマッチを生んでいる要因でしょう。今一度、自分はどのようなことが得意で、どのようなことが苦手なのか?ということを考え書き出し、最終的に今の仕事は、自分の個性と合っているかという点について考え書き出してみてください。

 

今の仕事で成長した先に人生目標を達成できる未来はあるか?

これは向き不向きに直結する項目ではありませんが、人生単位で適正な仕事を選ぶ上で、今の仕事を続けた先に人生の目標を達成できる未来が見えるか?という視点からも仕事を捉えてみましょう。つまり、わかりやすくするため極端な例を挙げるとすれば、人生の目標が「お寿司屋さんとしてお店を持ち成功すること」であるのに対し、今の仕事が土木建設系の仕事であるなら、土木建築系でキャリアを積んだ先に、お寿司屋さんでの成功を達成することができる未来があるか?ということです。

仕事に対する向き不向きも大切ですが、それと同じくらい人生の目標達成、またその達成の可能性を感じさせる仕事に就くのは人生の充実に欠かせません。目標があるのであれば、この視点からも考えてみましょう。

また、今の時点で目標がとくにないのであれば、これを機に人生目標を定めてみてください。

 

もし今の仕事が自分に向いていないとわかったら

前項の見極め方を経て、今の仕事が向いていなかったとわかり納得することができたら、是非以下の行動を検討してみてください。今の仕事が向いていないのであれば、最終的に向いている仕事に転職をする、もしくは独立起業をするという流れになります。しかし、何が向いているか、どういう仕事がいいのかが明確になっていなければ、転職・起業をしてもまた同じことで悩んでしまい意味がなくなってしまうので、何が向いているのかを明確にしてから行動しましょう。

向いているものを継続するのと、向いていないものを継続するのとでは一定期間内で得られる結果は大きく異なってきますので、効率的に成果をだすために、またはそれ以上に精神的に健康な状態で仕事をするためにも以下のような行動をおすすめします。

今の仕事が不向きだったときにとるべき行動

人生の目標を明確に決める

まず、自分の人生で目指すべきゴールとも言える、人生の目標を明確に決めましょう。もし、この時点で目標が明確に決まっているのであれば、この項目は飛ばしていただいて構いません。目標が決まっていないのであれば、次の転職先で同じ悩みに遭遇しないよう、人生の目標を明確にして、それに沿った目標を実現できる転職を行うようにしましょう。目標を明確にする方法は以下です。

①仕事においての得意・不得意を書き出す

まずこれまで経験してきたものの中で、得意だったこと・不得意だったことを書き出しましょう。これは今後の傾向を分けるものになりますので、できるだけ多く書き出してください。また得意・不得意に限らず、やりたいこと・やりたくないことでも構いません。要は今後仕事をして生きていく上で、いかに自分に適正のある道を選ぶかというポイントとなります。

②得意・不得意にそれぞれ優先順位をつける

①で書き出していただいた得意・不得意またはやりたいこと・やりたくないことに優先順位をつけ並べ替えてください。得意なことで上位に位置している条件をできるだけ満たしている、そして不得意なことで上位に位置している条件が含まれていないものが、あなたにとって向いている仕事または働き方であり、それを実現させることが充実へとつながります。

③条件を満たす目標を設定する

これまで「人生の目標」という言葉を何度か使用してきましたが、抽象的すぎて不明確なので、ここでいう人生の目標とは「仕事における人生の目標」を指すとしておきます。

②までが終了したら、これまでの条件を満たせるような仕事や働き方を探し目標を明確にしていただきたいのですが、仕事における人生の目標とは、職業の枠に囚われる必要はありません。会社に勤めるのが全てではないので、広い視野を持ち自分の条件を満たせるだけの自由な目標を設定しましょう。

 

自分の個性を分析する

仕事においての人生目標を設定する過程でわかってくると思いますが、一緒に自分の個性を分析し、自分は何が得意で何なら継続でき成果を上げられるか?逆に何が不得意でやりたくないか?を明確にして書き出しましょう。前項での①にて、得意・不得意からの個性分析を行ってください。

 

目標を達成できるかつ、個性に合った働き方ができる仕事に変える

最後に、これまで明確にしてきた仕事においての人生目標と自身の個性を合わせて、その二つが含まれ、なおかつ満たしてくれそうな働き方や仕事に転職または起業をします。適した転職先を探すのであれば労働条件のチェックは当然欠かせませんが、それ以外にもインターネットで検索すると出てくる口コミサイトを利用して、職場の雰囲気や働き方の自由度など、ありとあらゆる角度から情報収集しましょう。

起業の場合は、経済的な問題もあるのでいきなりというわけにはいかないはずです。様々な不安もあるでしょうし、なにより何で起業するかという点も決めなければなりません。そのため行動には慎重になりましょう。起業を選ぶ場合は、経済的なリスクを伴わない「週末起業」をおすすめします。会社に勤めながらにして起業準備ができ、起業後も安定的に収入を得ることができるので、比較的安全で安心な起業が可能になります。

 

仕事の向き不向きを見極めれば毎日の質が大きく変わる

いかがでしたでしょうか?以上が、仕事の向き不向きの見極め方です。

仕事とは、人生の大半を費やすものであるため、仕事の向き不向きで人生の質は大きく変わってきます。向いていない仕事を継続し、結果がでない、結果がでても満足感や達成感を得られずストレスが溜まる一方の人生を歩むのか、向いている仕事で効率良く結果を出して達成感を得て、充実した毎日を送るのか、仕事の向き不向き一つで人生は180度変わり、自分自身に関係してくる全ての事柄が大きく変わるのです。

人によって様々な事情があるため、中にはすぐの行動が難しいかもしれませんが、向いていない仕事を行っているよりも、向いている仕事を頑張ったほうが数年後の未来は確実に良くなるでしょう。人生の効率だけでなく、ストレスが蓄積されづらくなるため精神衛生上の観点から言っても大変良いといえます。仕事の向き不向きは、人生を変えるテーマといっても、過言ではないので、この悩みを機に、是非一度自分をよく見つめなおしてみてください。

 

仕事を探すならコチラがおすすめです

いままでやりたいと思っていた仕事、自分の個性とピッタリ合う仕事、職場の良好な人間関係、働きがいのある雇用条件など、転職には人生を充実させるための魅力が満載です。自分にとって最適な仕事がわかったら、実際にその仕事に就くために求人を探してみましょう。

以下は、数百種類存在する転職サービスの中でも特におすすめの転職サービスですので、これから転職を検討されている方、転職サービス選びで失敗したくない方は、ぜひ参考にしてください。

転職サービス名 総合評価 サービス特徴 公式ページ
DODA ★★★★★
  • 取扱求人数10万件以上
  • スカウト機能あり
  • キャリアアドバイザーによる転職サポート
DODA公式ページへ
ビズリーチ ★★★★☆
  • 9万5000件以上のハイクラス求人
  • スカウト機能あり
  • キャリアアップ転職に強い
ビズリーチ 公式ページへ
パソナキャリア ★★★★☆
  • 求人数4万件以上
  • 25万人分の転職ノウハウ
  • 転職後年収アップ率67%以上
パソナキャリア 公式ページへ

上表にまとめた転職サービスは一般的に多くの方に当てはまるおすすめですが、転職を120%満足いくものにするには、自分の状況にあった最適な転職サービスを選ぶ必要があります。以下記事では、状況別に転職サイト、転職エージェントサービスをまとめてご紹介していますので、転職成功率を上げたい方はぜひ以下記事もご参照ください。

≫ 自分に合った転職サイト選びはコチラ

≫ 転職目的が叶う転職エージェント選びはコチラ

 

ライタープロフィール

 EL-LAB編集部

金融、経営コンサル、人材紹介、WEBメディア業界出身者が集まり、キャリアチェンジ(起業マニュアル/転職マニュアル)、ワークライフ(仕事人生の悩み)、マネーライフ(お金と人生の悩み)というテーマを軸に、各々の専門分野に特化した有益で信頼性の高い情報を発信。