転職市場価値を高める3要素とは?自分の価値を把握する方法

「転職市場価値を高めるにはどうすればいいのだろう?」

転職するならより確実な転職成功を実現したいですよね?近年、転職における個人の市場価値という考え方が社会的に浸透してきたこともあり、転職者には個人の市場価値に見合った条件が提示されます。そのため、転職を成功させるには自身の社会的価値の適正把握と価値の向上がかかせません。自分自身の価値を過大評価しているとしたら成功のハードルが一気に上がり転職成功率は大きく下がるのです。

それでは、どうすれば自分の市場価値を正しくしれて高めることができるようになるのでしょうか?

今回は、意外と知らない転職市場価値から、正しく把握するための方法、価値の高め方についてお伝えします。

年収アップ, 雇用条件の向上を目的に転職をお考えでしたら、ぜひ本記事をご一読ください。

転職市場価値を高める前に、まずは転職市場価値の知識から

時代の変化、情報のボーダーレス化が進むと共に企業の報酬制度もここ数年で大きく変化してきました。これまでの日本では年功序列制度や終身雇用制度が一般的でしたが、それらの制度は崩壊を始め、現在では成果報酬や雇用形態の多様化などが社会に浸透し、その変化に沿うように「個人の市場価値」という認識が世間的に広まりました。過去さほど注目されてこなかった個人に対する社会的な価値ですが、新卒採用枠が減り中途採用のみを実施する企業が増える現在、個人の市場価値は重要な要素となってきています。

社会における個人の市場価値が高ければ高いほど、転職に有利で獲得できる報酬額も高くなるのは想像できますが、企業は何を持って個人の市場価値を判断しているのでしょうか?

転職を成功させるためにも、まずは転職市場価値の判断基準から理解し、それを踏まえて上で適正な対策をしていきましょう。

企業による転職市場価値の判断基準

社会人としての基礎的な能力が判断のベース

個人の市場価値を判断する上でベースとなるのが、「社会人としての基礎的な能力」です。社会人として基礎的な能力とは、物事に進んで取り組む主体性や目標・目的を設定する計画力他にも企業に属する上で非常に重要な協調性などですが、勤続年数が長いベテラン社員ほど能力に欠けていることが多くあります。社会人として当たり前な能力ですがバランス良く備わっている人はそう多くないのです。

 

企業にて新しい価値を生み出したという実績

転職において注目されるのが“実績”です。何かしらの物事を最後まで達成した実績は間違いなく評価の対象となります。特に評価されるのは「以前の勤務先企業にて○○を作りました」という企業にて新たな価値を生み出したという実績です。実績は、企業が個人を雇用するための根拠ともなり得ますが、実績は社会人としての基礎力の高さも測ることができます。

 

何かしらに特化した能力

今の時代では、何かに特化した能力が求められます。個人能力の専門性が高ければ高いほど企業の人材採用イメージ・ニーズに当てはまりやすく高価値での採用率は大きく上がるのです。しかしこれらは社会人としての基礎力がある前提で、専門性の高いスキルのみで個人に価値を見出して雇用される例はまれなのです。社会人としての基礎力を身につけた上での特化した能力があれば転職市場価値はかなり高く判断されます。

 

自身の転職市場価値を正しく把握することも大切

転職を成功させるうえで自分の市場価値を正しくしることは非常に大切です。しかし、多くの方が自分自身の市場価値に対して勘違いしています。「自分は他よりも仕事ができるから転職先では給料がアップするはず」「今の会社は世間的にも認知度が高く評判がいいから自分の市場価値も高いはず」「今の給料が自分の市場価値だからこれ以上下がることはないだろう」このように考えている場合は注意が必要です。

市場価値とは決して主観的なものではなく、さらには在籍中の評価が全てではありません。会社の評価は、あくまで会社から社員に対する評価。会社の評価基準や評価制度が変われば個人に対する評価も変動します。

そして自分自身の市場価値を見誤っているのであれば転職成功の可能性は大きく下がります。転職の成功を実感するには、思い描いていた転職先に転職者の理想の条件で入社することなので、市場価値を見誤れば理想と転職後のギャップを感じ転職成功を実感できないばかりか失敗し収入が下がってしまうということもあるのです。

このような自体を避けるために自分の転職市場価値は正しく把握しておきましょう。

以下では、自身の転職市場価値を正しく把握する方法ですので、転職をするにあたって是非試してください。

適正な転職市場価値を知る方法

転職エージェントを活用する

転職のプロである転職エージェントは、転職者の経験や希望条件と企業の希望人材を考慮し、適切な人を適切な場所へ繋げています。そのため日頃より転職者の能力を見極めているので個人の市場価値を客観的に測ることができます。また、利用する転職エージェントにより取り扱う企業や人材が大きく異なるため、エージェントにより市場価値というのも変わってきます。したがって様々な転職エージェントを利用し市場価値をくらべ認識してみましょう

 

実際に転職活動をしてみる

実際に転職活動をしてみるのが、一番正しい市場価値をしることができます。良い条件で希望通りの企業に転職できるのであればそのまま転職してもかまいませんが、もしそれが叶わないようでしたら面接をした企業や転職先を紹介してくれたエージェントに理想の転職先に採用されない理由を聞きそれを改善するよう努めてみましょう。

 

転職市場価値を高めるには

では、より確実な転職成功を実現するためどうすればいいのでしょうか?

市場価値を構成する要素には、いままでもこれからも変わらない、環境や時代に左右されない常に求められる普遍的な能力というものがあるのですが、これらをしっかりと身につけることができれば社会人としての市場価値は高まり転職においても非常に有利になることは間違いありません。

平成18年に経済産業省は「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」ということで12の要素を3つの能力に分類した『社会人基礎力』を定義付けました。この社会人基礎力は今後の社会でも必ず求められる能力といえ、高めることによって市場価値は上がりますので、自己に足りない要素があるのであれば、その要素を中心に補い社会的な市場価値を高めていきましょう。

転職市場価値を高める3つの要素

前に踏み出す力 – 主体性・働きかけ力・実行力 –

社会人基礎力一つ目の能力は、「一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力」です。前に踏み出す力は「主体性」「働きかけ力」「実行力」の3要素からなり、これらをバランスよく持ち合わせることにより責任感や周囲からの協力、物事を実行するという企業にとってなくてはならない能力を身につけることができます。常に「この仕事は何のためにやっているのか」「この仕事は誰のために役立っているのか」を意識し行動すると身につけることができます。

 

考え抜く力 – 課題発見力・計画力・創造力 –

二つめの能力は、「疑問を持ち、考え抜く力」です。常識にとらわれず、常に疑問をもち考えることは組織に新しい価値を生み出すことができます。現状を分析し課題を明確にする課題発見力や、発見した課題の解決に向けたプロセスの構築、新しい価値を生み出す創造力は事業運営の重要な要となるので「当たり前に疑問をもつ」ことを習慣付けましょう。

 

チームで働く力 – 発信力・傾聴力・柔軟性・情況把握力・規律性・ストレスコントロール力 –

3つ目の能力は、「多様な人々とともに、目標に向けて協力するチームワーク力」です。組織の一員として周囲と良好なコミュニケーションを築くのに必要な力であり、建設的な議論をし組織として成長・発展していくには大切な力となります。いくら個人の能力が高くともチームワーク力が欠けていれば企業からは求められず、社会における市場価値は低くなります。

 

転職市場価値を高めるということは能力の資産が手に入るということ

以上が転職市場価値を高める3つの要素です。時代が変化し働き方は多様化しますが企業が組織であることには変わりありません。高い市場価値を得るには、個人に対して評価をする企業が求めている能力を持ち合わせているかがポイントとなります。企業が求める能力のベースは社会人として当たり前とされている基礎的な能力ですが、意外にも、きちんと身につけている人は多くありません。完璧に身につけることは難しいですが地道に確実に身につけた力が高く長く必要とされる能力を築きあげるのです。

 

ライタープロフィール

EL-LAB編集部

金融、経営コンサル、人材紹介、WEBメディア業界出身者が集まり、キャリアチェンジ(起業マニュアル/転職マニュアル)、ワークライフ(仕事人生の悩み)、マネーライフ(お金と人生の悩み)というテーマを軸に、各々の専門分野に特化した有益で信頼性の高い情報を発信。