上司が嫌い!我慢するべきしないべき?上司が嫌いな時の対処

「上司が嫌いでストレスがたまる!」

職場の上司が嫌いだと本当にストレスで苦痛の日々ですよね?

総合転職サイトのマイナビが行った働く20代から30代へのアンケートでは、7割以上の方が「職場に嫌いな上司がいる」と答えました。これだけ多くの方が職場の上司に対して嫌悪感を抱いているのに対し、同じ悩みを抱えている人はどのように対処しているのでしょうか?

今回は、嫌いな上司が職場にいた場合、どんなに嫌いな上司でも社会人は我慢しなければいけないのか?という点から現状を改善できる嫌いな上司が職場にいる場合に実践したい対処法についてお伝えします。

ぜひ対処法を実践してみて、ストレスなく働くということを実現してみてください。

上司が嫌い!嫌いな相手が上司だったら我慢しなきゃいけない?

多くの日本人に共通して言えることですが、日本社会に根付く悪しき文化もあり「社会人は嫌なことがあっても我慢しなければならない」という「我慢が美徳」的な考え方が未だに存在します。そのため我慢をしない、またはできない社会人は社会不適合者のように思われ、周囲からは違った目で見られてしまうというのが日本社会の現状です。ひどい例では我慢をしないことに対して会社ぐるみで対象の社員に対し報復的な不当な扱いを行い、社員を退職に追い込むという企業も存在するようで、ここまで極端な例でなくても、我慢をしない社員に対して報復をする企業は世の中にたくさん存在します。

本題に入りますが、それでは職場にいる上司がとても嫌な人間で、どんなに嫌いでも上司と部下という立場上、部下は我慢しなければいけないのでしょうか。

「すべき我慢」と「しなくてもいい我慢」

確かに、ある程度の我慢は社会人としての協調性を保つという意味で必要であり、我慢をすることによって得られるものもあるため全く我慢をしないというのも問題ですが、我慢にはするべき我慢としなくてもいい我慢というのが存在するため全てを我慢する必要はありません。我慢をするべき我慢とは、我慢をすることによって得られるものがある場合であり、我慢をしなくていい場合とは、我慢したところで意味がない場合です。

我慢したところで意味がない我慢を続けると、人として成長するどころか、精神の限界が訪れるため我慢は避けるべきといえるでしょう。我慢をすることが正しいということは一概に言えないので、職場の上司が嫌いで精神的に苦痛を感じているようであれば、今の我慢は将来の自分にとって意味があるものなのかどうなのかを判断し自分を守るために正しい対処を実践するのが賢い選択といえます。

 

上司が嫌いでも、正しいことを言っているなら我慢すべき

上司が嫌いな理由は人や状況によってそれぞれだと思いますが、上司が嫌いであってもその上司が正しいことを言っている場合は我慢して自身の至らないところを改善した方が良いと言えます。

逆に明らかに理不尽な指示ばかりを出し、その時の気分によって態度や対応がコロコロ変わる、責任を部下になすりつけるなど上司としての務めを全うしていないような上司で間違ったことを言っている場合は我慢をする必要はないでしょう。そのような状況のストレスを耐えたとしてもあまりいいことはありません。

後者である我慢をする必要がない場合は、次章の上司が嫌いな場合の対処法を是非実践してください。

 

上司が嫌い!と感じたら

それでは職場の上司が嫌いで、なおかつ現状を我慢しても意味がない場合に、そのような状況を改善できる対処法をお伝えします。以下よりお伝えします対処法は、いずれかを継続して実践していただければ必ず現状が良い方向に動いてくれるものなので、ご自身が出来そうな方法で試してみてください。現状を改善するためのものなので、実践するまでや、実践し始めの慣れないうちは多少のストレスがかかり大変ではありますが、継続後近い将来、楽になっていることを実感することができますので、是非実践してみてください。

上司が嫌いな場合に実践したい対処法

あえて礼儀正しく接する

嫌いな人間に対して本来は避けて関わらないようにしたいところですが、あえて礼儀正しく接することによって気に入ってもらえ、上司に「礼儀正しい良い部下」という位置付けで認識してもらうことができれば、相手が上司という目上の立場であっても最終的に多少こちらの言うことを聞いてくれるようになります。これによって苦手意識がまったくゼロになるということはないのですが、全面的に嫌うよりははるかに少ないストレスで接することができるようになるのです。

これは筆者の経験であり、嫌いな対象が上司ではなくお客様だったので参考程度に読んでいただきたいのですが、当時接客業をしていた筆者は、嫌いで苦手なお客様に対してあえて礼儀正しく接することによって、全スタッフが嫌うクレーマーから厚い支持を受けていました。

職場の全スタッフが嫌うほどのクレーマーですから、当然筆者自身にもそのお客様に対し強い苦手意識があり、最初はできる限り関わりたくないと思っていましたが、仕事ということもあり必ず関わる機会があったため、どうしても関わらなければいけない際は、クレームを言われることを恐れ無意識に丁寧で礼儀正しい対応をとっていました。

すると対応回数を重ねるにつれクレーマーであるお客様から支持を得られ、最終的にはこちらの意見も聞いてもらえる関係になることができたのです。これは単に一人のお客様を対象にした話ではなく、その後も別のクレーマーであるお客様にそのような対応をとったところ、また気に入られ仲良くなることができたと、複数で成功した事例です。

筆者の例は対象がお客様でしたが目上の立場ということで上司にも同じことが言えるのではないでしょうか。もちろん嫌いな人と接しなければならないので最初のうちはストレスを感じますが、長期的にみると後々が楽になります。ましてや上司は常に職場にいるため苦手意識があっては出勤が億劫になるでしょう。長期的に仕事のストレスを軽減したいのであれば、この対処法はおすすめです。

 

コミュニケーションを多くとる

あえて避けずに、嫌いな人間とコミュニケーションを多くとるという対処法も、前項でお伝えしました「あえて礼儀正しく接する」と考え方が似ていますが、本来避けたい対象である嫌いな上司とコミュニケーションを重ねることにより慣れが生じ相手を理解することができるため、これまで強かった苦手意識が薄れて段々と嫌いという感情がなくなってきます。

前にも述べましたが、嫌いという感情を我慢すればするほど、または嫌いな対象から避けようとすればするほど苦手意識は強くなり嫌悪感はどんどん膨らんでいきます。するとなぜ上司のことが嫌いなのか?という理由自体を忘れてしまいマイナスの感情に拍車がかかっていくのです。

しかしそんな嫌いな相手でも、コミュニケーションを多くとることによって性格や特徴を分析することができます。これはつまり相手を理解することができるということ。対人に抱く苦手意識の多くは、相手の価値観や意見が異なることで不安が生まれ、その不安は恐怖となり苦手意識として固まります。しかし相手を知れば対して怖くないことがわかりますので、勇気をだしてコミュニケーションを取ることで、「意外と大丈夫だった」ということが起こるのです。

食わず嫌いで「食べてみたら意外と美味しかった」という現象が、コミュニケーションをとることにより人間関係でも起こることがあります。

 

証拠を残して権限のある上司に相談する

上司を嫌いな理由が、上司による悪質な嫌がらせ等であれば、パワハラに該当する可能性もありますので我慢云々の話ではなくなってきます。パワハラを第三者に相談する場合は、嫌がらせがあったという事実を第三者が判断できなければ説得力に欠けるため、事実を証明できる証拠を残しておく必要があります。

嫌がらせの種類にもよりますが、日々なにかしらの理由をつけて暴言を吐かれたり、というような内容でしたら録音した音源が有力な証拠となりますし、それ以外でしたら日々のメモなども証拠となります。

もし社内に嫌いな上司以上の権限をもった上司がいるのであれば、それらの証拠をもって一度相談し、対処してもらえるように働きかけてみましょう。

 

別の部署に異動する

もしお勤めの会社に複数の部署があり、部署間での異動が可能で、今の部署に固執していないのであれば、嫌いな上司の管轄でない別の部署に異動するというのも一つの手段です。転職せずして環境を変えることができるので、業務内容が変わってしまうという点で多少の不便はあるかもしれませんが、現状を改善する手立てとしては非常に有効なので、可能である環境下で仕事をしているのであれば是非利用しましょう。

 

転職をする

もし前項のように別部署への異動が不可能な環境でしたら、転職も視野に入れてみましょう。新しい職場を探す労力や時間がかかってしまうという点からみればデメリットではありますが、逆にこの機をチャンスと捉え、これまでやってみたかったことや、働いてみたかった職場に転職するいい機会となるかもしれません。

当然職場が変わるため今の嫌いな上司から離れることができるというメリットがありますが、それ以上に転職は人生を変えるきっかけともなりうるので、前向きに捉え転職することをお勧めします。

 

独立起業をする

働く環境を変えるのは部署異動や転職だけが全てではありません。もしかねてよりやってみたかったことがあるのでしたら、独立起業というのも選択肢の一つです。独立起業には経済的な不安がつきまとうから行動に移せないという方がほとんどですが、起業の仕方によっては経済不安を取り除いた独立も可能になります。

また、自らが積極的に動いて仕事を獲得しなければならないという厳しさはあるものの、その反面すべての物事を自分の裁量で動かすことができます。もちろん嫌いな上司から離れられるため、個人で事業を行っているうちは組織の人間関係で頭を悩ませることはまずないでしょう。

独立起業をする人は圧倒的に少数派なので、珍しい価値観かもしれませんが、端から可能性がないと諦めるのは自分の将来の可能性を自ら閉ざすこととなります。もちろん起業家と会社員にはそれぞれ向き不向きあるため全ての人が独立起業をしたら幸せというわけではありませんが、新たな価値観程度にとどめて今後の選択肢の一つに入れてみてください。

 

「上司が嫌い」は将来の仕事を楽しむチャンスでもある

仕事とは人生の大半を費やすものであり、職場とは人生の多くを過ごす場所でもあるため仕事や職場で問題があると日々ストレスがたまり、どこかで解消しないとそれが積み重なって精神に大きな影響を与えます。嫌いな程度や置かれている状況によっては、うつ病などの精神疾患になってしまう可能性もあるため過度な我慢は望ましくありません。

他でストレス発散をして日々のストレスを解消することも大切ですが、根本の原因をどうにかしないことには、ストレスは一生ついて回るので、是非今回お伝えしました対処法を継続して実践してみてください。

また、上司が嫌いで現状に不満や悩みを抱えている場合は、現状改善に併せて将来を考えるチャンスでもあります。仕事において嫌なことがはっきりしている場合は、逆に自分の理想もはっきりしやすいので、これを機に、より今後の仕事を楽しむことができるよう将来を考えてみてください。

 

ライタープロフィール

EL-LAB編集部

金融、経営コンサル、人材紹介、WEBメディア業界出身者が集まり、キャリアチェンジ(起業マニュアル/転職マニュアル)、ワークライフ(仕事人生の悩み)、マネーライフ(お金と人生の悩み)というテーマを軸に、各々の専門分野に特化した有益で信頼性の高い情報を発信。