内定辞退の理由は?状況に応じた例文と穏便に辞退するマナー

「内定辞退の理由は何が適切なのだろう?面接では散々良いことを言ったから辞退しづらい…。」

就活・転活では同時に複数の企業に応募をする複数応募が一般的であるため、応募した企業の中から数社の内定が決まった場合、入社予定以外の企業は辞退しなければなりません。しかし、各社面接では「御社一社しか受けておりません」や「○○事業に興味がり、これまで私が培ってきた知識や経験を御社のために…」など、好イメージなことを言う例がほとんどなので、良いことを言えば言うほど、内定辞退を辞退先の企業に伝えづらいものです。内定辞退はどのような理由で伝えれば問題なく穏便に辞退することができるのでしょうか?

今回は、状況別の内定辞退の理由から、問題なく穏便に辞退できるポイントとマナーについてお伝えします。

状況別に適した内定辞退の理由

内定を辞退するということは特別珍しいことではなく一般的であり、辞退することについては問題ありませんが、一度内定が決まった先を辞退するという行為自体は決してポジティブとは言えませんので、内定辞退先の企業に不快感を与えないためにも、状況に合わせた内容で内定辞退を伝えることが必要です。

それでは以下より、状況別に対応した内定辞退の理由を確認していきましょう。

3つの状況に応じた内定辞退の理由

面接で「第一志望です」と言ってしまった場合

面接では、企業側の印象を良くするために「御社が第一志望です」と伝える方も少なくないのではないでしょうか?第一志望とは言ったものの、他に入社した企業があれば辞退するのは仕方のないことです。このような場合は、「面接を受けたときは第一志望だった」という旨を含めて内定辞退を伝えましょう。

内定辞退の理由例

「面接当時は、御社が第一志望でしたが、内定後に他社の仕事内容を伺ったところ、私のやりたいことに一番近いと感じ、このような決断となりました。」

 

「御社しか受けていません」と言ってしまった場合

就活・転活では、複数の企業に応募をする複数応募が基本ですが、面接では複数社受けていることを言う方はあまり多くないでしょう。そのため、応募先企業への入社意欲をアピールするために「御社しか受けていません」と面接で応える方もいらっしゃると思います。そのような状況で内定を辞退するのであれば、「面接後に他社を受けた」という内容を含めつつ内定の辞退を伝えましょう。

内定辞退の理由例

「面接の際は、御社一社しか受けていませんでしたが、内定後に他社のお話を伺ったところ、私の適性に一番近いと感じましたので、このような決断となりました。」

 

社内の雰囲気が合わないなど伝えづらい理由の場合

面接時は、応募先企業の社内雰囲気が初めて伝わる機会とも言えます。そのため場合によって「内定もらえたけど、あんまり雰囲気がよくなかったな…。」ということもあるでしょう。会社員として会社に勤めるにあたって雰囲気などの職場環境は非常に重要な要素です。しかし、このような理由を直接的に伝えづらいものなので、伝えづらい理由の場合は当たり障りのない言葉を内定辞退の言葉とし、理由をお伝えください。

内定辞退の理由例

「内定後に家族に相談したところ、折り合いがつかなかったため、辞退決断いたしました。」

 

内定辞退を穏便に済ますポイントとマナー

前述でもお伝えしましたように、内定を辞退すること自体が企業にとってはポジティブな印象ではないので、不快にしないためにも穏便に内定を辞退するには以下のポイントとマナーを意識して伝える必要があります。

内定辞退を穏便に済ますポイント

内定辞退の理由は聞かれたら答える

内定を辞退する際に、必ず理由を聞かれるというわけではなく、聞かれない場合も多くあります。聞かれなければ、あえてこちらから伝える必要はありませんので、内定辞退の事実のみを伝え、聞かれたら前述理由のように状況に合った内定辞退の理由を伝えましょう。

 

内定辞退の理由は正直かつ前向きに伝える

内定辞退の理由は、基本的に正直に伝えましょう。ただし、前述しましたように直接的に伝えづらい、または伝えてしまうと不快に取られるような状況であればその限りではありません。そして、どんな理由であれ、後ろ向きな言葉は使わず前述例のような前向きな理由を使いましょう。

 

内定辞退を伝える際のマナー

内定辞退はできる限り早く伝える

内定辞退を伝えるタイミングは特に決まっていませんが、内定辞退は1日でも早く伝えるようにしましょう。企業は内定を通知するとともに、入社に向けて新入社員を迎える準備を整える準備をします。場合によっては、準備物の代金を請求されることもあるので、そうならないためにもできる限り早く伝えるように心がけましょう。

 

内定辞退の連絡は基本的には電話で

内定辞退の連絡は、緊急度が高いということもあり基本的に直接電話で行います。メールでもいいのですが、メールでは伝わったかどうか、または相手が見逃す可能性もあるので、まずは電話をして、そして繋がらなかったらメールで知らせるようにしましょう。

 

誠心誠意伝える

企業側は採用に多くのコストと労力をかけ、内定を出しているので、そっけない態度をとったり、内定辞退を伝えずに他の企業に入社してしまうのはNGです。内定を辞退するという決断辞退は仕方がないので、せめて誠心誠意伝えるように意識しましょう。

 

内定辞退はなるべく早い対応を

いかがでしたでしょうか?内定辞退の理由はどのような理由であっても企業から期待されているだけあって非常に伝えづらいものですが、内定の辞退という決断は仕方がないことなので、できるだけ辞退先企業迷惑をかけないよう内定辞退は1日でも早く伝えるよう心がけましょう。しっかりと正しく辞退をしたほうが、入社予定企業にも気持ち良く入社できることは間違いありませんので気まずいからと面倒がらずに、社会人としてしっかりとした対応をとってください。

 

ライタープロフィール

 EL-LAB編集部

金融、経営コンサル、人材紹介、WEBメディア業界出身者が集まり、キャリアチェンジ(起業マニュアル/転職マニュアル)、ワークライフ(仕事人生の悩み)、マネーライフ(お金と人生の悩み)というテーマを軸に、各々の専門分野に特化した有益で信頼性の高い情報を発信。