職務経歴書の実績の書き方は?実績なしでもアピールできる方法

「職務経歴書の実績の書き方ってどう書くのがいいの?」職務経歴書の実績は非常に重要な項目の一つですが、いざ胸を張ってアピールとなると悩みますよね?

職種によっては実績をアピールしやすいものとそうでないものとがあるため、書き方以前に、そもそも自分の実績がなんなのかわからない方も少なくはないでしょう。しかし転職において実績は、企業側が志望者を採用するための根拠のようなものであるため採用のためには何かしらアピールしたいところです。

今回は、職務経歴書における実績の書き方と、実績がわからない場合のアピール法、実績で嘘や誇張をするとどうなるのかについてお伝えします。

職務経歴書での実績の書き方と例文

職務経歴書における実績は、他項目とは異なり確立した項目でアピールするのではなく、基本的には「職務経歴」の項目にて、経歴ごとに実績を書き出します。冒頭にてお伝えしましたが、職務経歴書における実績は、採用側が志望者を「なぜ、この志望者を採用するのか?」という採用するための根拠のようなものであるため、実績を正しく効果的にアピールするというのは非常に重要です。

せっかく十分な実績があっても、効果的に伝わらなければ宝のもちぐされとなってしまうので、採用側に伝わりやすいよう、職務経歴書における正しい実績の書き方を見ていきましょう。

実績を構成する基本要素

簡潔にまとめることが前提

そもそも職務経歴書は、時間のない採用担当者に向けて作成するため、職務経歴書に含める項目全般に共通して「簡潔にまとめること」が前提です。それは当然、職務経歴欄に含める実績にも同じことがいえ、長ければ長くなるほど、文章にまとまりがなくなり、ボリューム的にもせっかくの実績を読んでもらえなくなってしまう可能性もあるため、採用担当者の読むストレスを極力少なくするためにも100文字以内程度に収められるよう意識して作成してください。

 

実績は具体的に

実績は、極力具体的に記入しましょう。同じ実績でも、「営業成績5年連続トップでした」よりも「全国営業成績500名中、5年連続でトップでした」のほうが、より具体的に伝わり、なおかつ凄みが増します。実績をより具体化するには数字を用いることがポイントで、細かい数字を入れることにより具体度があがり、それによって実績への信頼度が大幅にアップし採用側に与える印象も格段に良くなります。

 

客観的要素を含める

前項での具体的要素にプラスして、客観的要素を実績に含めるとより信頼度がアップします。実績における客観的要素とは、成果を出したことによって周囲から得られた評価のことをさし、わかりやすく例をあげるのであれば、「全国営業成績500名中、5年連続でトップだったこともあり、表彰される機会をいただきました」や「○○の開発を成功させたことから、業界紙に取り上げていただきました」などが客観的要素を含めた実績となります。

 

職務経歴書における実績の例

それでは具体的に職務経歴書における実績の例を見ていきましょう。作成される際は以下例をイメージして、オリジナルの実績を作成してみてください。

 

自分の実績が特にない場合のアピールの仕方

職務経歴書を作成する際、「自分の何を実績としてアピールしていいのかわからない」や「企業にアピールできるわかりやすい実績はこれまでに残してきていない」など、実績で頭を悩ませる方は少なくありません。前項でご紹介したような派手な実績が特になく、自分の実績がわからない場合は、どうアピールすればいいのでしょうか?

日頃の業務が決まった業務で、売上を上げることを求められていない仕事の場合

営業以外の総務・経理・人事等、売上を上げることを求められていない仕事の場合は、日頃の業務をこなす上で、業務をきちんと遂行するために個人的に工夫していることなどを具体的にあげましょう。

企業が求める人材は、派手な実績や成果を出している人間ばかりではありません。決められた仕事を決めれらた時間内できっちりと責任をもって遂行するという能力も企業は欲しがっていますので、仕事の正確性や時間管理能力、業務への工夫、職場の人間関係を良好に保つために工夫してきたことなど、どんなに小さなことでもいいので、取り上げて具体的にアピールしましょう。

 

在籍していた企業や業界が衰退傾向にあるため売上実績を残せなかった場合

在籍していた企業が経営不振、または所属していた業界が衰退傾向にあるため売上実績を残せなかった場合は、いくら売上を上げるのが仕事であっても成果を出すのが難しいことがあり、転職者の多くはこのような理由以外にも、主にネガティブな理由での転職が多いため、前向きな実績をアピールするのが難しい状況にある方も多く存在するでしょう。

このような状況にある場合は、売上という数字だけにとらわれず、マイナスな状況下でも顧客に褒められたこと、企業に評価されたことなどを取り上げて実績としアピールしてみましょう。

 

嘘や誇張はバレるので実績は正直にアピールを

わかりやすい、または誇れる実績がないと、ついつい実績に嘘をついたり、実績を誇張したくなってしまいますが、嘘や誇張は採用側に見抜かれます。当然、書類上だけでは嘘や誇張は確かめようもないため、書類選考の時点で見抜かれてしまうということはありませんが、書類選考を経て行われる面接では職務経歴書を元に質疑応答が行われるので、その受け応えの様子からほとんどの嘘や誇張は見抜かれます。

また、仮に見抜かれなかったとしても、多くの企業は志望者の実績に期待をして採用することが多いので、入社後にこれまでの実績の再現を求められることが多く、再現することができなければプレッシャーにより会社に居づらい日々をすごすはめになるのです。

一時しのぎの嘘や誇張は返って苦労する原因となり何一ついいことはおこりませんので、実績に限らず書類や面接では正直なアピールを心掛けましょう。

 

ライタープロフィール

 EL-LAB編集部

金融、経営コンサル、人材紹介、WEBメディア業界出身者が集まり、キャリアチェンジ(起業マニュアル/転職マニュアル)、ワークライフ(仕事人生の悩み)、マネーライフ(お金と人生の悩み)というテーマを軸に、各々の専門分野に特化した有益で信頼性の高い情報を発信。