やりたくない仕事を断りたい!悪く思われない上手な断り方

「苦手でやりたくない仕事を断りたい、でもなかなか断れない…。」どんなにやりたくないといっても仕事は仕事であるため、断るには罪悪感を伴いますし、なにより断ることによって悪い印象を抱かれないかが心配で断りづらいですよね?

自分自身が仕事を断れるまたは、部下に仕事を回せるような立場にいるのであれば、やりたくない仕事に対して何事も心配することなく、ストレスを受けることもないのですが、そうもいかず、上司からやりたくない仕事を回されたり、やりたくない仕事だけど、自分以外にやってくれる人がいないからストレスを受けながらも自分が引き受けるしかないというのが多くの方の現実でしょう。このような現状の中、やりたくない仕事を断るにはどうしたらいいのでしょうか?

今回は、やりたくない仕事を断るとどうなるのか?という点から、罪悪感なく、なおかつ悪い印象を抱かれない上手な断り方、やりたくない仕事からのストレスを緩和する方法等についてお伝えします。

やりたくない仕事を断るとどうなるのか

やりたくない仕事は当然断りたいところです。しかし、断るには勇気もいりますし、そもそも断ったらどうなるのかわからないから不安で断れないということもあるでしょう。

・周囲から嫌な目で見られるかもしれない…。

・職場の人間から嫌われるかもしれない…。

・評価を下げられるかもしれない…。

・出世できなくなるかもしれない…。

・会社をクビになるかもしれない…。

このように、仕事を断ることによって様々な不安が出てきますが、実際のところやりたくない仕事を断ったらどうなるのでしょうか?

断り方によっては嫌われる

職場の普段の人間関係にもよりますが、やりたくない仕事の断り方が雑であれば、仕事をふってきた上司や、仕事を回してきた同僚に対して不快な思いをさせることになるため印象が悪くなるのは否めません。一度断ったことで嫌われるというわけではありませんが、何度も断り続けて仕事に協力しようとしない、または断り方が雑で相手に不快感を与えるような断り方をしてしまうと周囲から嫌われてしまうでしょう。

 

ブラック企業であれば理不尽に評価を下げられることも

通常、自分が担当している仕事以外の仕事を断ったところで評価を下げられるということはないのですが、在籍している企業がブラック企業である場合は、仕事を断ることによって理不尽に評価を下げられるという可能性も考えられます。ひどい例では、担当業務は真面目にこなしているにもかかわらず、断っただけで仕返しするかのごとく減給処分にするということもあるようです。

ただ、正当な理由なしに減給のような懲戒処分にまで発展してしまった場合はパワハラに当たる可能性もあるため、弁護士や労働基準監督署等の外部専門機関への相談という対処につながるでしょう。

 

断り方を知れば嫌われもしないし、評価も下げられない

前述した内容では、確かに断ることによるリスクが大きいように感じますが、上手な断り方ができれば、相手に不快な印象を与えないため、嫌われることなく、なおかつ評価も下げられずに断ることができますので、やりたくない仕事のストレスから逃れられることができるでしょう。

また、上手な断り方を覚えると、断っても悪い方向にいかないので断ることの罪悪感なく、なおかつ好印象に伝わることが多いので、上手な断り方を覚えておくことに損はありません。

それでは次章にて、罪悪感なく、なおかつ悪い印象を抱かれない上手な断り方を見ていきましょう。

 

やりたくない仕事を断るには

相手を不快にさせず罪悪感なく、なおかつ悪い印象を抱かれないよう、やりたくない仕事を断るには、相手に気を使った丁寧な対応をとることがポイントです。「相手に気を使った丁寧な対応」だけでは、非常に抽象的ですが、人はやりたくない仕事が自分のところにやってくると、嫌な顔をしたり、話をきかずに断ったり、今日は忙しいからまた今度と、今度と言いつつやらないなど仕事への嫌悪感から無意識に雑な対応をとってしまいがちです。これでは不快に思われてしまうのは当然。まずは、断り方云々以前に相手を気遣った丁寧な対応をとることを意識しましょう。それが意識できた上で、上手な断り方で断ってみてください。

まずは、断り方の前段階である、断る際に気遣って意識していただきたいポイントからみていきましょう。

悪い印象を抱かれないためには

嫌な顔や態度をしない

まず視覚的な点ですが、いくら回ってきた仕事が嫌な仕事であって断るつもりでも、嫌な顔や嫌な態度はしないように気をつけましょう。上手に断るためには、一旦相手を受け入れる必要があり、受け入れるためには顔や態度に気持ちを出さないことが重要です。顔や態度で嫌な反応を相手に見せてしまうと、仮に断らなかったとしても嫌々やっていることが伝わりますし、全面的に態度に出して断ることで相手に強い不快感を与えます。

 

相手の話をきちんと聞く

表情や態度と合わせて、断るつもりであっても相手の話は最後まできちんと聞くことを意識しましょう。相手の話をきちんと聞くのは社会人として当然のことですが、人は無意識に苦手なものや嫌なものに対して雑に扱う傾向があるため、意識しなければ相手には雑な印象を与えてしまう可能性があります。そうならないためにも相手の話を最後まできちんと聞くことを意識し、相手に丁寧な印象を与えましょう。

 

やりたくない仕事の上手な断り方

代替案を提示して断る

職場の人間から、やりたくない仕事が回ってきた際、全面的に断るだけでは一方的な印象になってしまうため、多くの方は「次回やらせていただきます」などの社交辞令をもってして断りますが、これでは相手にも社交辞令であることが伝わってしまうため、良い印象にはなりません。

相手に良い印象を与えつつ上手に断るには、代替案を具体的に提示して断ること。具体的な代替案とは、その仕事により適した人物を紹介したり、次回の日時を具体的に決めたり、仕事に関連する情報を提供したりといったことで、断りつつも相手に協力している姿勢を見せることです。

この方法であれば、やりたくない仕事を断ることができるばかりか、代替案を提示して協力していることになるため悪い印象を与えず、なおかつ罪悪感なく断ることができます。

 

誠心誠意断る

やりたくない仕事が本当にやりたくなく、今後もやることによって大きなストレスがかかる場合は、誠心誠意断るというのも上手な断り方の一つです。苦手であること、やることによってストレスがかかり精神的に辛いことなど誠心誠意伝えることにより、相手には悪い印象を与えることなく断ることが可能です。

また、断ることにプラスしてやりたくない仕事以外は積極的に引き受けるアピールを会話の中にいれると、好印象に断ることができます。下手に言い訳をすると信頼を失うことも考えられますので、言い訳をせず正直に断りましょう。

 

「やりたくない仕事に向き合う」というのも一つの手段

やりたくない仕事に関わるとストレスはつきもので、我慢して仕事を引き受けても、逆に断るにしてもストレスです。そのため、やりたくない仕事が回ってくるたびにストレスがかかるわけですが、このストレスを根本的に軽減または排除するには、やりたくない仕事にあえて向き合うというのも一つの手段です。

やりたくない仕事を常に断り続けることが成功すれば問題ないかもしれませんが、それができない場合は、嫌だと思おうが最終的には自分がやらなければ仕事はなくなりません。

どうせやらなければいけないのであれば、「やりたくない」と仕事に対して嫌悪感を抱いてストレスを感じながらやる、または毎回断るよりも、いっそのことやりたくない仕事に向き合い、「どうすればストレスなくできるか」を考え、仕事に対する苦手意識や嫌悪感を少しでも減らして取り組むことが現実的かつ得策です。

やりたくない仕事に向き合う方法

向き合うことに覚悟を決める

やりたくない仕事に向き合う上で一番大切なことは、向き合う前に「向き合うことに対して覚悟を決める」ということです。精神論ではありますが、物事に取り組む前に覚悟を決めるというのは、物事に対してのストレス耐性を高めてくれます。前述しましたように、苦手な物事や嫌な物事に取り組むには相応のストレスがかかりますので、成功率を上げるためにもストレス耐性を高める「覚悟」を初めに決めましょう。

 

やりたくない仕事を具体化する

人間は苦手な物事や嫌な物事にたいして、苦手意識のフィルターを通して捉えがちであるため、やりたくない仕事に対して抽象的な苦手意識を抱いている場合が多くあります。そのため、中には苦手と思っていたけど、やってみたらそうでもなかったということもあり、そのような可能性もあるので、やりたくない仕事を具体化するということは、物事に取り組む際のストレスを少なくすることにつながるのです。

 

やりたくない仕事を自分なりのやり方でやってみる

やりたくない仕事を具体化することができたら、仕事を自分のやりやすいやり方でやってみましょう。自分のやり方でやることによって、ストレスを軽減することが可能です。もし自分のやり方にアレンジすることが難しければ、やりたくない仕事を周囲の人はどう乗り越えているのか聞いてみて、参考にしてみましょう。

 

やりたくない仕事に取り組むと様々なメリットが得られる

いかがでしたでしょうか?やりたくない仕事を断るには勇気がいるかもしれませんが、罪悪感なく、なおかつ相手に悪い印象を与えずさらには評価に影響を与えず断ること可能です。

ただ、やりたくない仕事を断ることによってストレスは回避できても、やりたくない仕事に取り組むことによって得られるメリットを享受できません。

やりたくない仕事にもきちんと向き合うことは、ストレスを感じなくなるだけではなく、新たなスキルが身についたり、これまでのスキルがアップしたり、最終的にはキャリアアップにつながったりと様々なメリットが得られることは間違いありませんので、やりたくない仕事を断るだけでなく向き合うということも視野にいれてみてはいかがでしょうか。

 

ライタープロフィール

EL-LAB編集部

金融、経営コンサル、人材紹介、WEBメディア業界出身者が集まり、キャリアチェンジ(起業マニュアル/転職マニュアル)、ワークライフ(仕事人生の悩み)、マネーライフ(お金と人生の悩み)というテーマを軸に、各々の専門分野に特化した有益で信頼性の高い情報を発信。