安定した仕事とは?安定した仕事5選と就職のポイント

「今の仕事じゃ将来が不安だ…。」仕事の業界や在籍している会社の状況によっては将来が不安になることってありますよね?

不安定な職について倒産やリストラの心配をしながら日々を過ごすよりも、将来にわたって安定し、それなりの収入額を稼げる仕事があるのであれば安心して仕事に打ち込めるため是非就きたいものです。

そもそも安定した仕事にはどのようなものがあるのでしょうか?

今回は、安定した仕事のご紹介から、安定した仕事に就くための方法等をお伝えします。

そもそも安定した仕事とは?

安定した仕事と言えばいつの時代も公務員が代表的ですが、それ以外では今のご時世景気は回復傾向にあるものの、大企業でも将来どうなるかわからないと言われていることから、安定的な仕事が少なくなってきました。

しかし、いつの時代も安定した仕事は多くの人に求められているもの。そもそも、安定した仕事とはどのような仕事を指すのでしょうか?まずは何を基準に「安定した仕事」を選べばいいのか、その基準を見ていきましょう。

安定した仕事を選ぶ基準

給料が安定的

どのような仕事にも共通していえることですが、給料は誰もが重きを置いている条件の一つです。給料が安定して受け取れるのは一見当たり前なようですが、景気変動等の影響を受けやすい企業では業績が傾いた際に減給されることも十分にあるため、必ずしもすべての企業で安定的に給料が受け取れるとは限りません。

そのため、安定した仕事では景気変動による影響が少なく、業績が悪化したからといって給料が支払われなくなるということがないような、給料が安定的に支払われることが基準の一つと言えるでしょう。

 

福利厚生・賞与が充実している

現在では、福利厚生や賞与が不十分な企業が増えています。福利厚生に関しては不十分な、そして賞与に関しては支払われる企業の方が少なく、仮に出たとしても数万円程度とおこずかい程度の金額しか出ないという企業が大半であるのが現実です。そのため、不景気の時でも福利厚生が安定して充実しており、賞与も確実にもらえるというのは安定している仕事の基準と成り得るでしょう。

 

会社の倒産確率が低い

安定した仕事において会社の倒産確率が低いというのは最も重要と言えるのではないでしょうか。どんな仕事でも、会社が倒産してしまっては元も子もなく給料云々の問題でもなくなります。会社の事業業績が安定もしくは好調であり、遠い将来でも残っていそう事業であれば安定した仕事と言えるでしょう。

 

終身雇用制度

終身雇用制度とは、正社員として企業に就職した場合、定年まで企業が雇用し続けるという雇用形態のことを指します。かつて日本社会では、企業は労働者を定着させるために、労働者は安定的な生活のために広く取り入れられてきた制度ですが、今日の日本では能力主義企業が増えていることから、日本企業全体的に終身雇用制度を廃止する動きが高まってきており、制度が残っている企業は減少傾向にあります。

しかし、このようなご時世でも終身雇用制度を貫いている企業が存在するのであれば、その仕事は比較的安定していると言えるでしょう。

 

将来にわたって安定した仕事を選ぶなら

それでは長い将来にわたって安定した仕事を選ぶなら、具体的にどのような仕事が良いのでしょうか?

一般的に、「すごく安定している」「この資格を取れば生涯安泰」と言われている仕事でも、現実は悲惨ということがかなりありますので、本当に将来に渡って安定した仕事と、安定した仕事とは言われているけど実は安定していない仕事についてそれぞれ見ていきましょう。

将来にわたって安定した仕事5選

安定した仕事①:各業界大手企業

どの仕事にも共通していえることですが、やはり各業界のトップを走るような大手企業は非常に安定しています。新卒での入社時に受け取れる給料はそこまで多くありませんが、将来的に受け取れる給料は非常に高水準で安定しており、退職金も比較的多く受け取れますので一度就職をしてしまえばお金に困ることはほとんどないと言えるでしょう。

しかし、大手企業といっても比較的安定しているとはいえ100%倒産しないということはなく、当然経済変動による倒産リスク、業績不振に伴う店舗・工場・支社の閉鎖、新システム導入に伴う人員削減などがあるため絶対的に安心とは言えません。

ただ、数百万存在する日本企業の中でも各業界の大手企業は全てのリスクが圧倒的に低いとうことは間違いないでしょう。

 

安定した仕事:インフラ系企業

前項の大手企業と重なる部分もありますが、電気・水道・ガス・鉄道・航空・インターネット関連等、消費者の生活に欠かせないインフラ(基盤)となるようなモノやサービスを事業として各方面に提供している企業は、仕事がなくなることが考えにくいので一般企業の中でも比較的安定していると言えるでしょう。

インフラ系企業は、各業界の大手企業の中でもさらに特殊な業界ですので企業数は限られていますが、その分倒産リスクが低く将来に渡って長く安定しやすいので大手企業の中でもよりおすすめです。

 

安定した仕事:システムエンジニア(SE)

システムエンジニアとは、システムの設計や開発、開発したシステムのテストなどを行う仕事です。実際に行われている業務は、顧客との打ち合わせにて、「どのようなシステムが必要なのか」というニーズのヒアリングを行い、そのヒアリングを元にニーズをまとめ、システムをプログラミングするための前段階として設計を行い、プログラマーにプログラミングの実施を要求、仕上がったプログラムが実際に動作するかをテスト、そして稼働までを担います。

今では多方面でサービスや事業立ち上げなどになくてはならない存在となっており、引く手数多で業界全体的に人手不足という現状です。人が不足していることから、企業自身が自社のシステムエンジニア確保のために経験ゼロの社員を一から育成するなど多くの業界から求められています。AI(人工知能)の発展によって一部職種の存続が危ぶまれている声もありますが、今後まだまだITサービスが立ち上がり進歩していくことを考えるとシステムエンジニアの仕事はまだまだなくならないでしょう。

システムエンジニアは、その他の職種と比較しても高い水準で給料が受け取れ、さらにはスキルを見につけておけばフリーランスになった際でも仕事に困らないないため、数ある仕事の中でも比較的安定した職業だと言えます。

 

安定した仕事④:公務員

冒頭でも簡単に触れましたが、公務員は安定した仕事の代表格です。今の日本社会では少なくなってきましたが、公務員は年功序列制度であることから、公務員として長く勤めれば勤めるほど条件が良くなり、またリストラもないため民間企業よりもさらに安定していると言えるでしょう。

ただし、公務員であっても2007年の北海道夕張市のように、財政破綻となってしまうと給料3割減や、退職せざるを得ない状況になってしまうこともありますので、絶対安全というわけではありません。

公務員と一言でいっても、まず国家公務員と地方公務員に大別され、国家公務員であれば、国家総合職・国家一般職・国税専門官・財務専門官・裁判所職員・法務省専門・家裁調査官・皇宮護衛艦、地方公務員であれば、都道府県庁職員・政令市職員・特別区職員・市町村職員・警察官・消防官・学校事務とさらにそれらが細かく区分されていますので、自分の状況に適したものを選ぶ必要があります。

前述の通り、「公務員=絶対安全」というわけではありませんが、数ある仕事の中では圧倒的に安定していることは確かなので、安定志向が強い方には特に相性がいいでしょう。

 

安定した仕事⑤:医師・看護師

数ある医療従事職の中でも、特に医師と看護師は高い水準で安定しています。医師も看護師も非常に多忙な仕事ではありますが、勤務医師の平均年収は1,500万円前後、看護師は500万円前後と医師は一般職よりも非常に高水準な給料を受け取ることができ、看護師も一般平均を超えつつ数ある医療従事職の中でも高い給料を受けることができます。

ただし、医師・看護師どちらも資格取得ができればいいですが、資格取得までの道のりが長く学費等に必要な金額がそれなりに大きいためハードルが高いことは言うまでもありません。しかし逆に言えば入り口が狭い分、有資格者の価値が高いので安定した仕事と言えるでしょう。

 

実は安定していない仕事

弁護士

数ある資格職の中でも“稼げる職業”として代表的だった弁護士ですが、それはひと昔前の話であり、今では稼げない職業として有名になってきました。

かつて、弁護士資格は国家資格の中でも難関であったことから、有資格者が少なく需要に対して供給が追いつかないという時代もあったようですが、今では辞めていく弁護士の数に対して、新たに弁護士資格を取得する人の数が圧倒的にうわまっているため、供給過剰となり資格を取得してもまともに就職ができない、独立して法律事務所を設立したとしても仕事がないなどと、食べていけていない有資格者が多いのが弁護士の現状と言われています。

これまでのように、難関資格であっても資格を取得すれば食いっぱぐれないという時代ではなくなってきている代表的な例と言えるでしょう。

 

税理士

弁護士に続き、過去稼げた職業で現在稼げなくなっている職業として税理士が挙げられます。これまでは、営業活動をしなくても顧客に困るようなことはありませんでしたが、今では会計ソフトの発達などによって税理士の仕事が奪われたり、税理士には定年がないことから先行している有資格者に仕事が集中し、若手の税理士に仕事がこない、そして税理士資格だけでは当たり前すぎて複合的に資格を身につけないと依頼がこない等、資格を取得しただけでは食べていけないというのが現状であり、安定した仕事とは程遠い仕事となっています。

 

安定した仕事に就くためには

安定した仕事は多く労働者が望む仕事であるため、ライバルが多く狭き門であることはでは言うまでもなありません。それでは、これまでお伝えしてきましたような安定した仕事に就くためにはどうすればいいのでしょうか?安定した仕事に就く方法を見ていきましょう。

安定した仕事に就くために必要なこと

将来性のある資格を取得する

前述しましたように、資格の中には努力をして取得しても食べていけないという資格がありましたが、それら以外の食べていける資格を選択し取得することができれば安定した仕事に就けるということが言えます。これまでは、資格の難易度に比例して資格取得後の収入も上がっていましたが、お伝えしましたように難易度の高い弁護士でも食べていけないという現状があるため、これまでの価値観だけでは判断しないほうがいい世の中になってきました。

そのため、取得すべき資格の選定は世の中の動向を見て、今需要がある、または今後需要が増えてくる、将来に渡っても需要が減らないといった基準で選ぶのが良いいでしょう。

また、多くの方が勘違いをしていることですが、どのような資格であっても資格取得がゴールではありません。資格を取得したら自動的に仕事が舞い込んでくるというイメージを持って取得に臨む方が意外にも多いのですが、そんなはずもなく取得前と現実の差によってモチベーションが下がってしまう方も多く存在します。

資格取得は単なるスタート地点にすぎないため、資格を取得したら就職または独立起業関係なしに自分を他者に売り込む必要があり、需要がなければ売りようがないので、それも見越して需要のある、そして将来性のある資格を取得する必要があります。

 

需要のある特殊スキルを身につける

これまでの日本は学歴社会と言われてきたこともあり、個人の能力にはあまりフォーカスせず名門大学出身者が優遇されてきた傾向にありましたが、最近では学歴を重視しすぎる企業は減り、個人の能力を重要視する能力主義の文化が浸透してきています。そのため転職をするにしても特殊スキルを身につけている人を限定的に募集したり、スキルで限定的に募集がされていなくても特殊スキルがあることによって採用が有利に働いたりという傾向にあるため、特殊スキルを身につけることは安定した仕事に就くためには重要な要素であることが言えるでしょう。

前項の資格取得も特殊スキルを身につける一つではありますが、有資格者の中でもさらに飛び抜ける必要があるため、どちらにせよプラスアルファの特殊スキルは身につけておきましょう。

 

ライバルに差をつけることが重要

資格取得も特殊スキルも同じようなことを言っているように思われるかもしれませんが、とにかく安定した仕事に就く上で重要なことは、数多く存在するライバルに差をつけるということです。これまで経験してきたことですでに差がついているようであればその差を全面にアピールして、これまでの経験に目立って差がつくようなものがなければ、安定した仕事を目指して新たに身につけるのもいいでしょう。

何を始めるにしても手遅れということはありません。安定した仕事に就きたいという目標があるのであれば、その仕事に就けるよう精一杯前に進み、安定の未来をつかみとりましょう。

 

安定した仕事に就くだけが安定ではない

いかがでしたでしょうか?安定した仕事の条件にあてはまる仕事に就くのは確かに安定ですが、そもそもどんな企業に勤めようと収入の柱が一本である限り、その柱が折れたらすべての収入が途絶えることとなるため本当の安定とはいえません。

本当の安定とは、収入源を複数持ち、一つの収入が何かしらの事象で途絶えても他でカバーできるような状態にあること。そのような状態を作ることができれば、就職先が安定していなくても、個人の経済状況的には非常に安定していると言えるでしょう。

その安定した状態を実現するのが『週末起業』。週末起業とはその名の通り、「週末などの本業業務がない日に、副収入を得ること」です。副業と比べて難易度は少々高いですが、難易度が高い分リターンも大きく、本業以上に稼げる可能性を秘めています。週末起業で副収入を持っていれば、仮に本業が経営不振で倒産してしまったとしても、もう一本の収入でカバーできるので生活には困りません。

このように、もしものときのリスクヘッジをしておくことが本当の安定と言えるので、本当に安定を求めるのであれば、安定した仕事に就くことに合わせ、週末起業で副収入を準備してみてはいかがでしょうか?

週末起業について詳しく知りたい方は「週末起業で安全に成功できる!高成功率のビジネスアイデア思考法とは?」をご覧ください。

 

ライタープロフィール

EL-LAB編集部

金融、経営コンサル、人材紹介、WEBメディア業界出身者が集まり、キャリアチェンジ(起業マニュアル/転職マニュアル)、ワークライフ(仕事人生の悩み)、マネーライフ(お金と人生の悩み)というテーマを軸に、各々の専門分野に特化した有益で信頼性の高い情報を発信。