出社拒否したくなってしまったら?対応と予防法

「出社拒否の状態になりかけている…。どうすればいいのか。これは甘えなのか?」何気ない「会社に行きたくない」という気持ちは多くの人が抱いている気持ちですが、深刻なものになると毎日が本当に辛いですよね?

出社拒否の状態になってしまう原因は人それぞれですが、原因の中でも職場の人間関係や仕事のミスによる職場や仕事への恐怖が多く、出社前になると頭痛や腹痛、吐き気や嘔吐、めまいや動機、耳鳴りや手の震えなどの症状を伴ったりと精神的なストレスからから身体にも影響がでて毎日悩まされます。

しかし、仕事は毎日の生活の基盤であることから死活問題にもつながるため、「出社拒否になってしまったら仕方がない」と、そう簡単に割り切れるものではありません。精神的な健康を取り戻すにはどうすればいいのでしょうか?

今回は、出社拒否にならないための予防となってしまった時の対応、出社拒否は甘えなのか?という点から精神的な健康を取り戻す方法等についてお伝えします。

本記事をご一読いただき精神的な負担がないストレスフリーな生活に戻れることを目指しましょう。

出社拒否にならないための予防法となってしまった時の対応

出社拒否になりそうな状態と、出社拒否になってしまったという状態では大きく異なり、一度出社拒否の状態に陥ってしまうと立ち直りに大きな苦労が伴うようになってしまいます。そのため、現状が出社拒否の手前の状態であるなら、できる限り出社拒否となってしまう前に改善できるよう予防しましょう。

しかし一方で、現実は難しくストレスの要因が自分を取り巻く環境にある場合、ストレスコントロールは簡単ではありません。そのため予防を考えていても上手くいかず、出社拒否の状態に陥ってしまうこともあるため、そのような時は適切な対策をとることが必要です。

以下では、出社拒否にならないための予防と、出社拒否の状態になってしまった場合の対策を詳しくお伝えしていますのでご自身の今の状況に応じて試してみてください。

出社拒否にならないための予防法

出社拒否にならないための予防は、日々のストレスをいかにためないか、そして溜まったストレスをいかに発散するかが重要です。ストレスの解消には、ストレスの原因がなくなってくれるのが一番ですが、原因によっては自分がどう動こうが改善できない、またはできたとしても改善できるまでに非常に時間がかかるなど、状況によってはほとんど不可能な場合もあるので、先に精神がやられてしまう前にストレスを上手に発散することが出社拒否の予防にとって非常に重要です。それでは以下、日々の仕事のストレスが発散できる方法をみていきましょう。

一人の時間を作る

精神的なストレスが蓄積され限界が近いと感じたまたは仕事が辛い場合は、無理にでもストレスの原因から離れ一人の時間を作ってみましょう。とりあえず原因から離れ一人になってしまえばストレスは溜まりません。土日の休みで気が晴れるのであればいいですが、たった二日間の休みでは休日が終わることを考えてしまい「明日からまた仕事か…。」と頭の中に仕事がよぎります。仕事のことを忘れられる一人の時間を作るためにも有給休暇をまとめて取得するなどして何者にも干渉されないような時間を過ごしてみましょう。

 

信頼できる人に話を聞いてもらう

代表的なストレス発散法ですが、信頼できる人に今の状況を話し聞いてもらうのは非常に効果的な発散法です。人に状況を話すことによって思いもしなかった現状打破のアドバイスをもらえる場合もありますし、アドバイスがもらえなくても話している過程で自分の状況や悩んでいるポイントが整理できスッキリしたりもするので、信頼でき何でも話せる友人、または仕事の愚痴に共感してもらえる職場の信頼出来る同僚など、周囲に信頼を置ける人物がいるのであれば相談してみましょう。

 

睡眠・運動・食事でリフレッシュする

睡眠・運動・食事は身体の疲労を回復するだけでなく、ストレスを解消することによって心の疲れも癒してくれるため、仕事でストレスが過度に溜まってしまった場合は非常に効果的です。

睡眠には身体を休めるイメージが強いですが、実はそれだけではなく、一日の記憶を整理してくれるなど脳も休めてくれ、その働きによって一日の嫌な出来事を忘れさせようとしてくれます。嫌なことがあり寝たら忘れないにしても嫌な感情が落ち着いていたりしていた経験はありませんか?この反応が睡眠による記憶の整理。また、入眠から3時間中に多く分泌されると言われる成長ホルモンには気力回復など精神面に良い影響を及ぼす効果があると言われていることもあり、良質な睡眠をとることは精神的疲労の回復につながるといえるのです。

そして睡眠に続き運動も代表的な疲労回復法の一つです。運動をすると疲労するイメージがありますが、適度な運動には身体疲労の回復を促す効果、そして運動によって分泌が増加する脳内ホルモンであるエンドフィンやセロトニンが精神の回復をサポートしてくれるという効果があります。

エンドルフィンやセロトニンは幸福感を高めるホルモンとして広く知られており、うつ病などの精神疾患にも効果があると言われているのです。

もう一つの食事も正しい食事法をとることで精神的な疲労回復を促進してくれると言われています。好きなものを食べるだけでも幸福感を感じることができ精神回復につながりますが、ビタミンCやビタミンB1を意識して摂ることでストレス耐性が上がり疲れにくい精神を作ることができると言われています。ビタミンCはアセロラ・レモン・ピーマン・ゴーヤなどに多く含まれており、ビタミンB1は豚肉・うなぎ・牛肉などに多く含まれているので、これらを意識して摂ることにより疲労回復につながると言えます。

 

行ったことのない土地にいく

知らない土地にふらっと出かけるという行為もストレス解消に役立ちます。

足を踏み入れたことのない土地や、降りたことのない駅でおり散策すると周囲のお店やその他環境に自然と意識が向くため、余計なことを考えなくなります。余計なことを脳が考えないため嫌な感情も忘れることができ精神回復につながるのです。

 

出社拒否状態になってしまった時の対応

前述しました通り、出社拒否とならないよう予防していたとしても、ストレスの要因が環境によるものである場合、ストレスコントロールが上手くいかずに出社拒否の状態に陥ってしまうということも十分にあります。出社拒否の状態になってしまった場合は以下のように対策をしてください。

出来るだけ早く医師に相談する

出社拒否に陥ってしまった場合は、出来るだけ早く医師に相談しましょう。出社拒否の状態に陥ってしまった場合、程度によっては時間をおくだけでも回復しますが、多くの場合自分一人で抱え混んでしまうと中々立ち直れず、立ち直れないことに挫折感や劣等感を感じ余計にストレスを感じて中々改善されない、または悪化していくこということがあります。

これは時間が経過すればするほど復職が難しくなる傾向にあるため、出来るだけ早い対策がポイントです。抵抗があるかもしれませんが、出社拒否に陥ってしまった場合は、心療内科等の医療機関にて専門家に相談をしましょう。

 

出社が辛く感じるのは甘えなのか?

一般的に、仕事が辛くなり精神的に参ってしまうと、それが「甘え」として捉えられることが今の日本でもまだまだあります。実際に近年ではニュース等で名の知れた企業による労働問題が何かと話題となりますが、世間の声として労働者を庇う声もあるなか、一方では「自分たちが若いころはもっと働いていた」「そんな環境は当たり前」「これくらいで音をあげるなんて精神的に弱い」「みんな辛いと思っても我慢している」など仕事が辛いと感じている側にとって厳しい意見も存在します。

このような意見があるせいなのか、仕事に対して辛いと感じている当の人間も「これは甘えなのか?」と思ってしまいついつい頑張ってしまう傾向にあるのですが、それで無理に我慢して頑張ってしまうからこそ、出社拒否の状態にまで陥ってしまうのです。

仕事が辛いにもかかわらず対処できず悩んでしまい頑張りすぎ出社拒否となってしまうのは真面目な性格の方に多く、このような性格の方はうつ病などの精神疾患が発症しやすい傾向にあるため注意が必要です。

仕事に対する辛さ、それによって出社拒否となってもそれは決して甘えではありません。ストレスに対する耐性や耐えられる物事には個人に違いがあるため他人は参考にせず自分の感覚で判断しましょう。

 

精神的な健康を取り戻すには

前述にて、出社拒否になってしまった時の対策として医療機関を受診し相談することをおすすめしましたが、精神的な健康を取り戻すにはやはりストレスを発散しつつも、ストレスを溜めないために根本的な部分を変える必要があります。

出社拒否になってしまいそうな方、またはなってしまった方は精神的に疲れが溜まりやすい性格や考え方であるのかもしれません。ストレスが溜まりやすい性格や考え方では、一見なんでもないことがストレスに感じたり、人よりも神経質になりがちなため、周囲の人間も迷惑しますが何より自分が一番疲れます。ストレスを溜めないようにするためのポイントを知ったからといってすぐに性格や考え方が変わるわけではないですが、以下ポイントを知り意識すれば性格や考え方は変わり、ストレスを感じにくい人になることができますので長期的な目線で意識し実践してみてください。

精神的な健康を取り戻す方法

気にしすぎない

出社拒否に陥る人は共通して性格が真面目で完璧主義者が多いという特徴があります。その性格がゆえにいろいろと気にしすぎて人一倍に精神的なストレスを溜めてしまい出社拒否の状況に陥ってしまうといえるでしょう。

ストレスを溜めない最大のポイントは何に対しても気にしすぎないという点です。いままで無意識に気になっていたものを、いきなり気にならないようにするということは不可能ですが、意識的にコントロールすることによって、後々無意識にできるようになります。余計なストレスを溜めないためにも気にしすぎない性格を作ることをおすすめします。

 

周囲との比較をしない

多くのストレスは物事を他人と比較することによって生じます。人間はついつい周囲の人間と比べてしまいがちで、比べることによって嫉妬が生じストレスにつながるのです。職場の同僚との成績を比較してしまい劣等感を感じたり、それ以外にも他人と比較すると余計なストレスが溜まってしまうので、人は人、自分は自分と割り切って比較せず、余計なストレスを溜めないようにしましょう。

 

過ぎたことを悔やまない

失敗したことや、うまくいかなかったことを反省するのは大切ですが、ただ悔やむだけでは何も生まれません。過去に起きた失敗によっていつまでもストレスを感じていても意味がないため、過去に起こした失敗をどう将来に活かすかが重要。過ぎたことを悔やむのではなく、失敗からどう成功できるか、今とこれからに目を向けましょう。

 

仕事だからといって我慢のしすぎには注意

いかがでしたでしょうか?前述でも触れましたが、出社拒否は精神的なストレスを過剰に我慢することによって陥ります。日本社会には、我慢が美徳という考え方が未だに根付いていますが、そのような考え方を貫いても損しかないため無視をしましょう。

限界を超えてしまうとうつ病になってしまい、一度うつ病になってしまっては一生うつと戦いながら生きていくこととなりますので、危ないと思ったら予防し、仮になってしまったとしても出来るだけ早めに医療機関を受診し一人で現状を抱え込まないようにしてください。

 

ライタープロフィール

EL-LAB編集部

金融、経営コンサル、人材紹介、WEBメディア業界出身者が集まり、キャリアチェンジ(起業マニュアル/転職マニュアル)、ワークライフ(仕事人生の悩み)、マネーライフ(お金と人生の悩み)というテーマを軸に、各々の専門分野に特化した有益で信頼性の高い情報を発信。