FXはギャンブル?利益を出し失敗しない投資にするためには

「FXってギャンブルなの?」為替の値動きを予想し通貨売買により利益を出すFXは、投資というよりも投機にちかいギャンブルであると言われていますが実際のところはどうなのでしょうか?

FX(外国為替証拠金取引)は、世界各国で流通している各通貨の価値の違いを利用して利益を出す金融商品であり、少ない資金で大きな金額を動かせる、つまりテコの原理をつかったような「レバレッジ取引」ができ、少ない資金でも大きな利益をだすことが可能になります。しかしレバレッジをかけられる分、同時にリスクもあがり、このような点からFXは投資ではなくギャンブル性の高い、どちらかといえば“投機”の部類に入ると言われていますが、一方で成功者もでているため明確ではありません。実際FXは投資なのでしょうか、それともギャンブルなのでしょうか?

今回は、なぜFXがギャンブルといわれるのか?その理由と投資として利益をだす方法等についてお伝えします。

FXはギャンブルなのか?

FXは一般的にギャンブル性の高い金融商品と言われていますが、実際はそうではありません。FXで継続して利益をだすには過去の為替レートデータや、為替に影響のある経済ニュースの収集等、様々な情報をまとめ、そして分析し、その分析結果に基づいて将来の為替相場の動向を予測し売買を行うため、完全に運任せで行うようなギャンブルとは異なります。

当然、知識量や経験によって予測の精度は異なるため、トレーダーによって出せる利益も異なりますし、100%の精度を実現することは不可能ですが、情報収集や分析によって精度を高めることは可能です。

しかし、FXや為替の知識を持たず、「チャートが右肩あがりだから今後もまだまだ上がるだろう」「ちょっと停滞ぎみで下がりそうだから売りかな?」のように何の根拠も持たずにポジションを持つような取引をするのは当然ギャンブルとなるでしょう。

ギャンブルは運に基づく判断で金銭をかけるため精度が上がることはありませんが、投資は情報収集や分析、そして仮に失敗したとしても問題ないようリスクヘッジを行うことによって確率を上げることが可能です。世の中に存在するありとあらゆる投資、株式投資や不動産投資など世間的に投資と認められているものでも、なにも考えず適当に資金を投じればギャンブルとなります。

きちんと知識をもって、しっかりとした情報収集の元で取引を行えば他の投資となんら変わりはないので、運任せでおこなわず正しい情報をもってして資金を投じればFXは投資と言えるのです。取引を行う人次第で投資の性質は180度変わると言えるでしょう。

 

FXをギャンブルではなく投資とするには

前述しましたように、FXをギャンブルにするか投資にするかは取引を行うその人次第です。FXを投資にするにはとにかく運任せで資金を投じないこと。そしてFXで利益を出すために予測の精度を高め、損失を最小限にとどめることです。それではどのようなポイント注意しFXに取り組めば投資となり、利益を上げることができるのかを見ていきましょう。

FXで投資として利益をだすために重要なポイント

Point1. FXに対する正しい知識を身につける

FXをギャンブルにしないために最も重要なのはFXに対する正しい知識をしっかりと身につけることです。当然何事も正しい知識を身につけるには成功や失敗などの経験が必要不可欠ですが、正しい知識が身につくまでは大きな取引をしないことをおすすめします。それこそ金銭の取引がないデモトレードは初心者の頃に経験を積むには重宝するでしょう。

また、デモトレードを卒業した後の取引でも一気に大きな金額は扱わず、仮に失敗しても問題のない額でトレードをすることによってより確実な知識と経験を身につけることができます。また、同じ取引であってもデモトレードと資金を投じているのとでは感覚がまた異なりますので、少額から取引を始め、慣れてきて予測の精度が上がってから徐々に取引量を増やしていきましょう。

 

Point2. 感情をコントロールする

FXに限らず投資全般に言えることですが、数ある投資の中でもFXは特に感情のコントロールが重要となってきます。極端な比較ではありますが、同じ為替相場の値動きを予測するにしても100円の取引をしているのと100万円の取引をしているのとでは精神的負荷が異なることは想像できますでしょうか。仮に失敗しても100円の損失というのと、失敗したら100万円の損失では取引の緊張感が大きく異なります。

また、為替の値動きが予測した動きと全く逆に動いた際、感情をコントロールできないようでは、負け分を取り戻そうとズルズルと資金を投じてしまい結果的に取り返しのつかない損失になってしまうということもありますので、FXトレードで失敗しないためには、いかに感情を殺して理性的に取引をするかが重要となります。

 

Point3. 正しい情報収集、正しい分析・予測ができるよう経験を積む

前述でもお伝えしましたが、投資では広くから収集する情報と、それら情報を正しく分析し的確に予測する力が必要不可欠です。これらには非常に多くの経験が必要で、一つの物事に対する情報収集も素人が行う情報収集と玄人が行う情報収集では雲泥の差であり、情報を収集する場所やポイント等、そして収集した情報が正しい情報なのか偽りの情報なのか、情報収集一つをとっても経験値によって大きく結果が異なります。

さらにそこから正しく分析して的確に予測するには、それ相応の知識と経験が必要となりますので、それら能力を時間をかけて確実に身につけましょう。これら能力を身につけることを省いてしまっては、FXに限らず全ての投資がギャンブルと化します。

FXでは、「いかに為替相場の動きを的確に予測できるか」が重要となってきますので、為替に影響を与えるような経済・政治関連、過去為替の値動きが大きく変動した際、世界でどのようなことが起こっていたのか等、それらを関連付けて広く身につけることがポイントですので、これを機に世界経済に目を向けてみましょう。

 

Point4. FXのリスクを理解した上でリスクヘッジをする

これも投資全般に共通して言えることですが、全ての投資にはそれぞれリスクが存在します。当然FXにもリスクが存在するのですが、FX含め投資で失敗しないためにはリスクが存在するからやらないのではなく、「どこまでのリスクが許容できて、リスクをどこまで回避できるかコントロールすること」です。

投資のリスクは、あらかじめわかっていることがほとんどであるため、投資をするためにそれらリスクを許容できるか否か、そして許容したとしてもそれらリスクをどう回避するかを考え、失敗するという最悪の事態を想定して回避するのが投資で失敗しないために重要なことなのです。

FXのリスクに関しては「FXのリスクを回避するために把握しておくべき全リスクと損失の程度」をご参照ください。

 

投資成功にはリスクコントロールが重要

いかがでしたでしょうか?FXを含め投資を成功させるには投資先の情報収集と分析も大切ですが、それ以上に投資対象のリスクをしっかりと把握し、いかにリスクを回避するか、または最小限に抑えられるかが重要です。

リスクを回避、最小限に抑えるには各投資先でリスクヘッジの施策を施しておくことが当然大切であり、さらには投資先単体ではなく資産全体を通したリスク管理が必須。リスクを管理しコントロールすることにより、仮に一つの投資先で大きな損失が出ても資産全体が倒れることはないという状態を作り出すことが投資を成功させるには大切な考え方です。

それを実現するのが“分散投資”。分散投資とは、一つの資産を特定の投資対象に集中して資金を投じるのではなく、分散投資の条件を満たす複数の投資対象に資金を投じることです。つまり、仮に投資資金が100万円であったとすると、100万円全額を一つの投資対象に投じてしまっては投資先がなんらかの理由で潰れてしまった場合、全額損失となってしまいますが、投資対象をA・B・Cと幾つかにわけておくことによって、仮にAの投資先で全損してしまってもBもしくはCで成功していればAの損失をカバーできるという投資手法の一つです。

知識と経験を身につけ精度の高い取引が実現できるようになったとしても、投資である以上100%はあり得ませんので、FXの中でもリスクヘッジをしつつ、資産全体レベルでも分散投資によるリスクコントロールを実現し、FXがギャンブルとならないような安全で堅実な取引を実現させましょう。

分散投資についてより詳しく知りたい方は「分散投資が投資で成功する最高の手法|実践具体法と実例」をご参照ください。

 

ライタープロフィール

 EL-LAB編集部

金融、経営コンサル、人材紹介、WEBメディア業界出身者が集まり、キャリアチェンジ(起業マニュアル/転職マニュアル)、ワークライフ(仕事人生の悩み)、マネーライフ(お金と人生の悩み)というテーマを軸に、各々の専門分野に特化した有益で信頼性の高い情報を発信。