やりたい仕事が見つかり人生が楽しくなる天職探しの具体方法

「やりたい仕事が見つからない」という状態は、当人にとって非常に苦しい状態です。やりたい仕事に出会うことができれば、必ず人生の幸福度が大幅にアップすると言えます。

しかし、やりたい仕事、つまり天職と言われる仕事に就くには色々とチャレンジし経験してみたいものですが、社会は厳しく、転職回数によってキャリアが傷ついたり、経済的負担が大きくなることから思い切り行動しづらいのが現実です。このような状態で、やりたい仕事を見つけるにはどうすればいいのでしょうか?

今回は、やりたい仕事の見つけ方について具体的にお伝えします。

今の仕事に満足していない、本当にやりたい仕事をして食べていきたいけど、自分が何をしたいかがわからないという方は、ぜひ本記事をご一読いただき天職探しの参考にしてください。

やりたい仕事を見つけるには

興味あることに挑戦しても、もし違ったら…。

「やりたい仕事を見つけたい!」と思ったらどのような行動を思い浮かべますか?やりたい仕事が見つからないときは、やりたい仕事がみつかるまでたくさんの仕事を試し多くの経験をしてみるというやり方が頭に思い浮かんでいるのではないでしょうか。

しかし現実的には難しく、ひと昔前よりは簡単になったとはいえ、未だに転職回数は企業評価につながりますし、年齢もチェックされ採用に関係してきます。さらに転職をすることによって収入が一時入ってこない時期もあるため貯蓄が減ったりと経済的にも負担がかかるため、いくらでも試せるというような現実ではありません。

このような状態を回避するために、転職前にいろいろな情報を集めて準備をしますが、百聞は一見にしかず。実際のところは「やってみないとわからない」ので、良いか悪いかの判断は行動後にわかることなのです。「もし転職して違ったら…。」転職後のことを転職前に考えると、後悔したくない気持ちが出てきて挑戦に向かう足をストップさせます。そのため1回もしくは多くて2~3回の転職の中でやりたい仕事を見つける必要がありますが、そんな数回程度の転職では“本当にやりたい仕事”などみつかる気もしません。

それでは数回の転職でみつからなかったら、やりたい仕事を諦めるしかないのでしょうか?

 

キャリアプランの精度を上げれば転職は失敗しない

本当にやりたい仕事を考える前に、“転職の失敗”について考えてみましょう。

転職の失敗とは、転職前のイメージと転職後の現実にギャップあり後悔することです。「思っていたよりも給料が少なかった…」「実際の仕事が想像していたものと違った…」「職場の雰囲気が合わなかった…」実はこれら全てが“転職の失敗”です。

失敗は失敗、転職前にイメージしていた内容と、転職後にイメージしていた内容にギャップがあり、そのギャップによって自分自身が後悔したのであれば、その時点で“転職の失敗”となります。逆にどんなに転職後の条件が悪く、イメージとギャップがあったとしても本人が後悔しなければ転職成功となるのです。

転職成功には「後悔するかしないか」が大きなポイントとなってくるのですが、後悔しないためには自分の中に絶対にぶれないキャリアプランという軸を持つ必要があります。自分の中に目標を達成するための軸が一本通っていれば、その転職は通過点でしかないため、仮にその他の条件が悪くても目標達成のために後悔せず耐え忍ぶことができます。

 

天職よりも適職を考える

多くの方は、やりたい仕事を見つけようと探し始めると“天職”を探し始めます。しかしこれは大きな間違いで、天職などいくら探しても、そもそも自分にとっての天職など初めから存在しないためみつかりません。天職を求めて転職をすれば、理想と現実に大きなギャップが生まれやすくなるため、転職が失敗しやすくなってしまいます。

転職を成功させ結果的にやりたい仕事を見つけたいのであれば、天職ではなく“適職”を考え、その仕事に就いてみるのが近道です。

適職とはその名の通りで、その人に適性のあるふさわしい職業のことを指します。つまり、その職業に適正がなければ、普通の人よりも上達スピードが遅く、上達スピードが遅いので成長を実感することができず、成長を実感できないためモチベーションが維持できず、何より楽しいと感じることができません。

その職業に適正があるからこそ、上達できて、成長を実感できて、成長するからモチベーションが上がり、さらなる成長意欲が湧いて、最終的に天職へと昇華されるのです。

したがって、やりたい仕事を見つけたいのであれば、まずは“適職”から考えるようにしましょう。

 

自分にとっての適職を見つけるには

適職の見つけ方

まずは、自分に“ぶれない軸”をつくることから

転職で失敗し後悔しないために「絶対にぶれないキャリアプランという軸を持つ必要がある」と前述しましたが、この“ぶれない軸”というのは「人生の目的」を指します。ここでお伝えします人生の目的とは、「自分は将来どのように生きていたいかという」という人生の目標であり、在り方のことです。「将来どのような生活(人生)を送っているのが、自分にとって豊かで幸せなのか」を考えて明確にすること人生の目的が決まります。

この人生の目的が、自分にとっての“ぶれない軸”となるのですが、仕事とはその人生の目的を達成させる手段にすぎません。そのため、極端な言い方ではありますが、人生の目的を達成できるのであれば、手段である仕事はなんだっていいのです。しかしそこは人間ですから、得手不得手がありますし、好き嫌いもあるため、できるだけ楽しく効率的に手段である仕事を選ぶ必要があります。

まずは、自分の人生の目的を達成するには、どんな経験が必要でどんな仕事をするのが楽しく効率的に結果を出せるかを考え、それが定まった上で適職を考えていきましょう。

 

軸ができたら自分の特性を見極める

自分に適正のあるふさわしい仕事を見つけるには、これまで経験してきたことの中から、うまくいったことやうまくいかなかったこと、経験した中で嫌だと感じたこと、そしてこれから挑戦してみたいこと、そして単純に、自分の長所や短所、好きなことや嫌いなこと、やりたいことやしたくないことなどを紙に書き出し、目に見える形にしてこれまでの経験と頭の中を整理した上で、それらの情報から自分の得意不得意、好き嫌いの傾向などの特性を見極めます。

得意不得意や長所短所が直感的に分かる方はそのまま書き出していただいて結構ですが、もしそれがわからないようでしたら、これまでの経験から①仕事の上達スピードはどうだったか, ②仕事から得られる満足感や達成感はどうだったか,③仕事に対する成長意欲はどうだったか, ④仕事の時間以外の行動習慣に仕事に関連するものがあったか,を思い出して向き不向きを考えてみてください。

上達スピードが速く、成長意欲もあって、達成感も満足感もあり、プライベートでも仕事関連のニュースを自然に見ていたというのがあれば、それは明らかにその仕事、またはそれに似たような仕事が好きですし、どれかが欠けており、なおかつもう二度とやりたくないと思うのであれば、それに似たような仕事も関連してやりたい仕事ではないでしょう。

また、職業単位でなく業務単位で考えるのも大事です。「事務作業は楽しかったけど営業は嫌だった…。」「いろんな人と話せるのは楽しかったけど、デスクワークが本当に苦手だった…。」というようなことがあれば得意なことを伸ばせる職業が、上達スピードが速く、成長するので意欲も湧き、成長できるので達成感や満足感もあり、成長すると興味がわくので暇さえあれば仕事のことを考えている、という状態になりやすいため、心から楽しめる可能性が高い仕事と言えます。

以下表は自分のこれまでの経験から特性を視覚化するためのシートです。空欄を埋めていけば、自分の得意不得意やこれからやりたい仕事の傾向が見えてきますので、是非お役立てください。

特性判断シート ダウンロードはこちらから[.pdf]

 

明確になった特性から適職を導き出す

自分の特性を明確にすることができたら、実際に自分の特性に合った適職を探してみましょう。

仕事を探すとなると求人票のみを意識してみてしまいがちですが、仕事は求人サイトや求人紙以外にも多く存在します。むしろネット上、紙面上の情報だけで探すと情報が狭まってしまい、それだけ可能性が小さくなってしまうので、様々な可能性を追求し、より広い範囲から柔軟に収集することがポイントです。

今では知り合いのつてや、SNS等を活用した就活・転活法なども存在し、柔軟に対応してくれる企業も増えてきています。求人広告費にかける余裕がないベンチャー企業などは、そういったところで募集していることも多いので探してみてください。

また、自分に合った仕事や働き方を実現してくれるのは企業勤めだけではありません。企業勤めにこだわらないのであれば、自分でビジネスを起こす起業という手法もありますので、とにかく視野を狭めずに広く情報収集をしてみてください。

 

やりたい仕事探しは、とにかく行動ではなく的を絞った行動が重要

これまでお伝えしてきましたように、自分の軸を定め、自分の特性を知り、適正のある仕事を選ぶのが結果的にやりたい仕事に就くこととなります。むやみやたらに、楽しいと思える仕事に出会うまで転職を繰り返すというのは非効率であり、なおかつ社会的に大きく不利になりますので、自分のためにも精度を高めた転職、または独立起業をしましょう。

「やりたい仕事」と言ってしまうから、「仕事探し」という枠に捕らわれてしまうのかもしれませんが、やりたい仕事探しの本質は仕事を探すのではなく、「どのようにして満足のいく人生を送るか」という点です。いかに仕事を楽しみ充実した日々を送るかが、やりたい仕事探索中に抱える悩みの答えとなるので、ぜひこれまでお伝えしてきたことを実践して、満足のいく楽しめる日々を送ってください。

 

ライタープロフィール

EL-LAB編集部

金融、経営コンサル、人材紹介、WEBメディア業界出身者が集まり、キャリアチェンジ(起業マニュアル/転職マニュアル)、ワークライフ(仕事人生の悩み)、マネーライフ(お金と人生の悩み)というテーマを軸に、各々の専門分野に特化した有益で信頼性の高い情報を発信。